日本の国家財政は間もなく破綻すると騒いでいる人々が居ます。本年度の一般会計の支出が85兆円なのに税収が50兆円です。あとの35兆円は国債を売ったりして借入でしのぎます。この借金が積もり積もって何百兆円にもなってしまいました。
これを見ると常識的には日本国家の倒産も間もなく起きそうです。
日本が倒産すれば国民が買って持っている国債がゼロ円に暴落します。昭和21年に行われたように貯金の封鎖と新円への切り替えが起きます。想像を絶する物価の高騰が起きます。
その事を声高に宣伝して、日本人の貯金を海外の通貨の貯金にしないさいと言っているのは金融業者です。自分達の利潤を増大しようとする正当な企業活動です。
しかし、国家予算のことを少しでも調べて見るとトンデモ無い事実に遭遇します。
新聞によく出ている国家予算とは一般会計の85兆円の事だけです。その他に各省庁は直接莫大な収入があるのです。例えばガソリン税、高速道路の通行料、車検や船検の収入、競輪競馬などからの税収などなど想像もつかない種類があり、それらは全て所管の省庁が管理し特定の使用目的が決まっています。これらを特別会計といい、年間360兆円もあります。
その事を解説して居るのは「地球村」というHPです。http://www.chikyumura.org/environmental/report/2009/02/02110621.html をご覧下さい。
この360兆円の特別会計は国会で審議されません。新聞にも出ません。
民主党政権が「埋蔵金」と言って、それがあるから一般会計が赤字でも国家は安泰だと言っているのです。言っていますが、本当に安泰か破綻するか誰も分かりません。
そこで私はここに問題を提起したいと思います。
日本の国家財政はいつ破綻しますか?・・・そして、
国民も破産しますか?
必要以上に不安がったり、騒ぐのは賢明ではありません。しかし冷静に議論をすることは大切な事ではないでしょうか?
どなたか、上のような問題に参考になるHPやブログをお教え下さいませんでしょうか?