1936年(昭和11年)に生まれ1960年まで仙台に住んでいました。小学校や中学港で三陸地方の津波の恐ろしさを何度も教わりました。リアス式海岸で、山々に挟まっている集落や町へ津波が上陸すると高さが3倍、4倍にもなると教わりました。ですから仙台平野のように平らな土地には津波は来ないと教わって、それを75年間信じていました。
しかしそれは大変な間違いでした。仙台市や石巻市などの平野部分に大津波が襲い、多数の死者が出たのです。平野なので高台が無く、避難場所が無かったのです。仙台の被害状況の写真を探して居たら、「東北地方太平洋大地震画像集」http://matome.naver.jp/odai/2129992391446744701/2129996962447084803 というサイトを見つけました。上の写真の出典はこれです。仙台市宮城野区の惨状です。
最近、テレビでは原子力発電の事故のニュースだけを報道しています。東北地方には2万人以上の死者と行方不明者が居ることを忘れないで欲しいので、この写真をお送り致します。
外国からの支援や救助隊の派遣も多く、96ヶ国が温かい支援を申し出ています。アメリカは艦隊を三陸沖に展開して三沢基地と連携しながら救助活動をしています。
中国の温首相も中国での大地震の時、日本人救助隊が感動的な働きをしたことを紹介して、中国も支援を惜しまないと言明しています。
私は耄碌して涙脆くなったのか、そういう外国からの温かい支援のニュースを見るとつい涙がこぼれます。
被災地の人々にとって非常に勇気づけられるのは、日本人や外国の人々の支援です。
どうぞ東北地方で悲しんで居る被災者へご支援の程をお願いもうしあげます。