後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

伊豆半島、下田への一泊旅行へ行ってきました

2011年06月15日 | 写真

昨日は熱川温泉に一泊し、今日は下田の歴史通りをペリー上陸地点から了仙寺まで歩いて来ました。

下の写真は上から順に、昨日、観光に行った城ケ崎の岩礁の写真、了仙寺までの歴史通りのアジサイの写真、それに下田の北にある白浜の波打ちぎわの写真です。

061 119 137


都会の片隅にある ささやかな しあわせ

2011年06月15日 | インポート

東京で裕福なカップルは銀座、六本木などで遊びます。しかし質素なカップルが楽しそうにしてる場所があります。JR浜松町駅から竹芝桟橋へ歩き、そこから南隣にある日の出桟橋へ行きます。お台場行きの船にのります。下の写真のような船です。片道460円。レンボーブリッジの下をくぐり、お台場に行きます。30分毎に日の出桟橋とお台場を往復しています。

015

20分でお台場です。下の写真にあるように、若いカップルが何組か船の屋上にいます。

050

船着き場を上がってところに下の写真のようにショッピングモールが有ります。映画館コンプレックスもあります。2棟の8階建てのビルがお台場の商店街です。

051

建物の7階と8階は香港の町並みを再現し、香港料理店が並んでいます。下の2枚の写真がその様子を示しています。

行った時は土曜日の12時頃でしたのでどの店にも若いカップルが沢山いました。皆静かに昼食を食べています。大声を上げる人は居ません。ささやかな しあわせ を見るような光景が広がっていました。

都会にはいろいろなささやかな幸せがあります。それらを丁寧に探して、写真に撮っていると自分もとても幸せな気持ちになるから楽しいのです。(終わり)

059 064


梅雨の無い北海道の爽快な写真をお送りします

2011年06月15日 | インポート

富良野の あとみん さんは富良野健康生活というブログで、いつも素晴らしい北海道の風景写真を発表していらっしゃいます。お許しを頂いたので、いかにも北海道らしい爽快な写真を2枚お送りいたします。お楽しみ頂ければ嬉しく思います。出典は、http://furano2008.blog95.fc2.com/ です。

尚、この記事は2009年6月25日に掲載しましたが、あとみん さんの写真があまりにも美しいので再掲載させて頂きました。

Sf1002483 20090623212133cda


南米の風景のスケッチ3点・・・南米とはこんな雰囲気です

2011年06月15日 | インポート

ネズエラは南米大陸の北の部分を占める国。1976年に、2週間ほど滞在しました。南米は貧富の差が大きい所です。しかし信仰篤い人々が住んでいます。そしてスペイン人技師が働いています。その様子をスケッチ風に書いてみました。3枚の水彩画に題目をつけると以下のようになります。

(1)都会を囲む山の斜面にある貧民街

(2)荒れた闘牛場でのカトリックのミサ。

(3)奥地で鉄鉱石を掘ってているスペイン人技師。

熱帯特有の、あくまでも深い色合いの青空と白雲の下、人々は陽気で、明るく生きています。しかし、貧富の差の大きさと、生活の厳しさは想像を絶しています。ベネズエラの風景は何故か悲しい思い出として心に焼き付いています。

(1)山の斜面の貧民住宅地帯

首都、カラカス市の国際会議で知り合った研究者に山の斜面を案内して貰いました。彼も貧民地帯の出身です。

斜面の下の入り口に、蛇口の壊れた水道が一個あり、水が流れています。半身裸の男の子が水の入ったヤカンを2個持って坂道を登って行きます。レンガやシックイで固めた不揃いの小さな家々が重なるように、斜面を埋めて、上へ、上へと続いているのです。誰も居ない、ガランとした空虚な路地を乾いた風が吹いていだけです。悪臭もせず清潔な感じです。中腹まで登ったら家の前で老婆が編み物をしています。我々をとがめるように、険しい目つきで見つめています。案内してくれた彼が何か現地語で挨拶し、話し始めます。時々笑顔を見せながら、彼と老婆が話し合っていました。

後で彼に聞いた事です。ガランとして誰も居ないのは、日雇いの仕事で、皆な出た後だからと。そして観光客が現地の案内人なしで来ると殺されるから私へ注意するようにと言ったというのです。

(2)荒れた闘牛場でのカトリックのミサ

ホテルのデスクでキリスト教のミサに行きたいと相談しました。受付机のところにいたボーイが、それなら裏にある競技場へ、朝7時に行けと言います。翌朝行くと、荒れて崩れかかった巨大な闘牛場の観客席を人々が埋め尽くしています。清潔そうではあるが、みんな貧しそうな身なりです。真ん中の円形の土の上に小さな絨毯をしいて神父さんが2、3人と、白い服を着た20人くらいの侍者を務める者の姿が見えます。

普通のカトリックのミサのようでもあるが、スペイン語が分かりません。でも雰囲気や式次第が日本のカトリックと少し違うようです。現地に昔からある原始宗教と交じり合ったようなミサの雰囲気です。ああ、これも良いものだと思いました。

回りの人々はスペイン人とインデオの混血で浅黒いひとが多い。日本人のように見える人々も多い。そんな中へ溶け込んでしまい、一緒に祈り、賛美歌も一緒に歌いました。メロディーを鼻声で。忘れられないカラカスでの思い出です。

(3)ジャングル奥地で働く技師たちとスペイン料理

早朝のカラカスの街を、四輪駆動車で出発しました。舗装の無いジャングルの道を4時間。鉄鉱石を露天掘りしている鉱山に着きます。

スペイン本国から来ている技師が英語で説明しながら採掘現場をあちこち案内してくれます。見学後、会社のゲストハウスで一緒に昼食をとりながら、案内してくれたスペインの技師がワインを勧めてくれます。良く冷えた辛口の白。スペインのある地方から取り寄せたと彼が説明します。アペタイザーに、透きとうる細長い小魚のカルパッチョ風の皿がでました。

味が良い。感心して褒める。それまで悲しそうな顔をして一度も笑顔を見せなかった技師が始めて笑顔になりました。これはアンギュラスと言ってスペイン独特の魚です。これが無いとスペイン料理になりません。本国から取り寄せました。日本人がスペインから輸入して、養殖してウナギにするので高くなりなかなか食べられません。

急に饒舌になり、いろいろ説明してくれます。ジャングルの奥地に住んでいると、料理の材料をスペインから取り寄せる以外、何の楽しみも無いと、寂しそうに話し続けるのです。

食後はシエスタ(長い昼寝)をしますと言って別れました。我々は赤茶けた凸凹道を車に揺られながらカラカスへの帰路につきました。

道路沿いには幹がスラリと高い椰子類のような樹木が茂り、木の下には見慣れない草が生えています。鉄鉱石を運ぶ長い無蓋貨物列車がゴットン、ゴットンと熱帯樹の向こうを走って行きます。スペインから来た技師の寂しさが身にしみる風景でした。(終わり)

それはそれとして、

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。藤山杜人 

Bn6278_21

上の写真は南米、ベネズエラの写真です。カナイマ国立公園で、観光客が丸木舟のような形の船に乗って、写真の奥の方の瀑布を見に行こうとしています。抜けるような青い空に、白雲が力強く湧いています。出典http://www.lonelyplanet.com/worldguide/venezuela/