後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

忍野村の花の都公園の花々

2011年06月23日 | 日記・エッセイ・コラム

四季折々、いつ行っても花が沢山咲いている公園があります。忍野村の花の都公園です。山中湖へ行ったら必ず寄るようにしています。ナノハナ、シバザクラ、ヒナゲシ、ヒマワリ、コスモスなどなどが一面に咲いています。新しい品種の花も何処で入手するのか一面に咲かせています。その努力にはいつも頭が下がります。

昨日行ったら黄色の花が一面に咲いていました。菜の花にしては季節が遅すぎます。何方か名前をお教え下さい。最後の写真は花と葉を大写しにしてあります。

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注目すべき国際ニュース(2)ウクライナが米海軍と黒海で合同演習

2011年06月23日 | 日記・エッセイ・コラム

今朝の読売新聞の7ページ目に出ている、「ウクライナ「親欧米」鮮明」と題する記事です。

ウクライナとは旧ソ連の中心的な共和国でした。ロシアと黒海の間にまたがる重要な場所にあります。それがロシアから離れ、アメリカやNATO軍事同盟につこうというのですから驚きです。

ウクライナのキエフとかオデッサというロシア文化の華やかな都市がロシアから離れるのです。モスクワ政権から離れて、完全な独立国家になろうとしているのです。

あなたは驚きませんか? 時代の流れですね。

驚いてばかり居ないで、この反作用が北方四島へ表れていると考えて見ましょう。

西側の失地を北方四島に軍事基地を作って、少しでも取り返そうとするのが人情というものではないでしょうか?

ロシアとつきあう時、ロシアの西側では何が起きているかを常に考えて外交交渉をするのが賢明と私は信じています。

あなたはどのようにお考えでしょうか?


注目すべき国際ニュース(1)10万人のイスラエル人がドイツ国籍を二重取得

2011年06月23日 | 日記・エッセイ・コラム

500万人のユダヤ人がドイツで大量に殺されました。第二次大戦中のことです。その反作用で米英の支援が得られ、ユダヤ人は中近東にイスラエルという国家を作ったのです。世界中に散在していた多くのユダヤ人が祖国、イスラエルへ移住しました。

しかし、そこはパレスチナ人との戦いの絶えない危険な国だったのです。イザという時に逃げて行く国が欲しくなります。そこで10万人ほどのイスラエル人がドイツの国籍を取得したのです。二重国籍です。今日の読売新聞の9ページ目に出ている記事です。「独国籍 年7000人が取得」と題する記事です。

この記事は2つの理由で大いにビックリしました。

500万人も殺されても、ユダヤ人はイザという時にはドイツへ逃げて行きたいのです。

驚きませんか?

もう一つの驚きはイスラエル国家もドイツ国家も二重国籍を承認している事実です。在日韓国人へ日本国籍と韓国国籍を二重に認めるような法律が存在しているのです。

欧米では二重国籍は珍しくないと聞きますが、日本は厳重に禁止しています。日本が時代遅れなような気がします。あなたはどのようにお考えでしょうか?


神秘的なハルゼミ、ヒグラシゼミ、ツクツクホウシの声の響き

2011年06月23日 | 日記・エッセイ・コラム

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山名湖の北東岸には小さな岬が出ていて、その内側は上のように静かな入り江になっています。岬への入り口の道が細くて、悪路なので観光客はめったに入れない別天地です。昨日、この岸辺にボンヤリ佇んでいたところ、美しいハルゼミの声に体がつつまれてしまいました。全国の森林に分布しているエゾハルゼミかも知れません。

その声は夏によく聞くヒグラシ蝉のようです。ヒグラシ蝉の淋しい声から淋しさを取り去り、優しさを加えたような声です。この世の音ではないようです。魂が吸い取られるような気分になります。湖岸に長い間たたずみ、少年の頃にいろいろな蝉と遊んだことを思い出していました。仙台市の向山という郊外に住んでいたので夏になると庭に蝉の幼虫が抜け出た不思議な穴がポッカリ開いています。周囲の木には蝉の抜けがらが止まっています。朝早く起きて孵化する前の幼虫を捕まえ、籠の中で羽化するのをジット見ているのも面白いものです。

竹竿の先に袋をつけた蝉取り道具で夏の間中、蝉取りに励んだものです。

簡単に捕れるのはアブラセミです。ミンミン蝉も取れます。しかし高い松の木で鳴いているマツゼミはついに一回も取れまんでした。ヒグラシゼミも沢山居て、捕まえ安い蝉でした。ツクツクホウシは数が少なく滅多には捕れません。

当時はハルゼミやエゾハルゼミという蝉を全く知りませんでした。深い森林にだけ棲む蝉なので住宅地には居ないのです。

大人になると蝉取りをして遊ぶことはなくなります。しかし蝉の声を聞くと遠い昔の夏の光景が眼前によみがえります。ニコニコした父母や祖父母の顔も出てきます。蝉取りの名人だった幼友達も現れます。

老年になってからは蝉の声だけを注意深く聞くようになりました。その声の神秘的な魅力から、私の好きな蝉は、ハル蝉、エゾハル蝉、ヒグラシ蝉、そしてツクツクホウシ蝉です。声がこの世の音では無いのです。彼岸から鳴いているようなのです。宗教が好きな私にとっては声明のように聞こえるのです。

皆様はどのような声かお聞きになりたいでしょうか?ハル蝉を検索すると素人が採録した録音が沢山あります。しかし絶対に聞いてはいけません。本物の声とは似ても居ない酷い雑音に採録されているのです。森林伐採のときに使うエンジンで動かすノコギリの音のようです。道路工事のアスファルト路面を切るうるさい電動カッターのような音です。

こんな録音を公開している人々を私は愛しながら憎みます。ハル蝉の声に感動して、山奥まで録音機を担いで行った心根が好きです。でも録音はひどいものです。

昨日は山中湖から出発して、下のような峠の道を走りました。またまたハルゼミの合唱です。車を路肩に止めて、また聴きほれました。それから忍野村に入ったら、村中にもハルセゼミが鳴いているではありませんか。東京にはいないハルセゼの美しい声が村に溢れているのです。その声が豊かな忍野八海の湧水を一層透明にし、美しくしているようです。その蝉の声で昨日は一日中、幸福感に包まれていました。

それはそれとして、

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。藤山杜人

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