後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

この冬一番の大雪になりました

2012年02月29日 | 写真

春が近づくと、西高東低の冬型の気圧配置が崩れ、太平洋岸を低気圧が南から北へと移動する日が何回かあります。その時、よく東京でも本格的な雪になります。今日はその典型的な気圧配置で、低気圧が太平洋岸を北へ移動しました。

真夜中から雪が降り出し、夕方まで続くようです。昼過ぎには下の写真のように多量の雪が庭につもりました。今年の一番の大雪なので記録のために写真を掲載して置きます。

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美しい山荘をご紹介いたします

2012年02月29日 | 日記・エッセイ・コラム

鬼家雅夫さのブログへKITAHOさんという方からコメントが投稿されてありました。そこでKITAHOさんを検索しましたところ美しい山荘と、そこに於けるいろいろな素晴らしい趣味のことが掲載されているのを見つけました。「BMWーM3と八ヶ岳南麓・秘密基地」(http://www.ne.jp/asahi/kitaho2/bmw-m3smg/ )です。

そこでKITAHOさんにお願いしその山荘を見せて頂きました。

山荘に着くと、そこからは甲斐駒岳や鳳凰三山の峰がパノラマのように見渡せる岡の上なのです。

まず山荘の周りのバラの栽培の様子や樹林のたたずまいをご説明して下さいました。その後、山荘の中に招いて下さいました。

中に坐っているだけで幸福感に包まれるのです。見事な内装です。材木の素材としてのぬくもりと木目の美しさが坐っている私に幸福感を与えてくれるのです。

その上、KITAHOさんは昔からランの蒐集と栽培に精通しているのです。アメリカのランの専門誌を長年読んで研究しています。専門用語の混じった原文を読んでいるのです。その延長として現在のバラの原種の研究と栽培の趣味につながったいるようです。とにかく草花については何でもご存知な方です。博識な方です。

入手困難な貴重なコーヒー豆を焙煎し、美味しいコーヒーを淹れて下さいました。

ドイツのスポーツカーのBMW-M3のお話もお聞きしました。

彼の暖かい親切に感謝しつつ、先日撮った写真を以下にご紹介いたします。尚、是非、。「BMWーM3と八ヶ岳南麓・秘密基地」(http://www.ne.jp/asahi/kitaho2/bmw-m3smg/ )をご覧下さい。もっと鮮明な写真が数多く掲載されています。

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山荘の向こうに甲斐駒岳や地蔵岳が見える素晴らしいところです。

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山荘のどの部屋からも南アルプスの山並みが見渡せます。

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2階の和室の天窓を開けるとこの山荘のシンボル・ツリーの桜の木が見えます。

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薪ストーブも外国製です。その上のケトルも見事な金工細工の作品です。兎に角、山荘の外装と内装が首尾一貫して良い趣味で出来ているのです。

KITAHOさん、山荘を隅から隅まで見せて下さいまして、有難う御座いました。(終わり)


ブータン王国、ネパール共和国、チベット、それぞれの幸福度(3)ネパールの政治的混沌と人々の生活

2012年02月29日 | 日記・エッセイ・コラム

国民の幸福度を考える場合にはいろいろな尺度を用いることが重要と思います。

その一つに国民の衣食住へ対する満足度もあります。それを尺度にするとブータン、ネパール、チベット自治区の3者のうち、ネパールは一番低いように思われて仕方がありません。

人口は2950万人程で、ヒンズー教徒が80%でチベット仏教の信者が10%ですからインド的社会と思えば大きな間違いが無いようです。

この国の政治は王、と国会の政治家の権力争いの連続で、その上、1996年からネパール共産党毛沢東派が人民解放戦争を各地で始め、それが2006年まで続いたのです。内戦で国土は荒れ、人々は困窮したに違いがありません。

何人かの日本人ボランティアがネパールの農村の生活改善に活躍してましたので、ネパールの事は日本でもかなり知られています。

そして2008年には王を排除してネパール民主共和国が成立しました。現在はネパール共産党毛沢東派が国会の第一多数政党として政権を握っています。

首都はカトマンズです。この町はエベレストなどの登山基地としても有名な観光地でもあります。

そこに故hikarunoさんという方が十数年住んでいました。ネパールの手織布を蒐集するためにです。

彼は、「インド ブータン アジアの布 染織美術館」:http://asiancloth.blog69.fc2.com/ という見事なブログを遺してくれました。

私は彼には何度もお会いし、その人生観を聞き、彼の撮った写真とともにこのブログの上で何度もご紹介して来ました。終いには、彼のブログにある写真はどれでも自由に使って良いと言って下さいました。

彼が肺ガンになり東京で亡くなってから、もう2年近くなります。

ネパールの人々の幸福度を考える時、彼の遺してくれた写真が助けになると思います。

謹んで彼の冥福を祈りながら以下にカトマンズの人々の風景や地方の人々の風景をご紹介します。皆様ご自身でネパールの人々の幸福度をご想像下さい。

今日はhikarunoさんのご冥福を心からお祈り申し上げます。藤山杜人

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カトマンズのあちこちにはこのようなヒンズー教の神様があるそうです。

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カトマンズの路上の物売り風景です。

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共産党が政権を握った2008年から停電の時間が長くなり、水道が止まったために人々が昔の水汲み場に群がっている風景です。

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洗濯は川でします。

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カトマンズの子供達の様子です。

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農家の様子を撮った写真です。

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農村地域のチベット系の2人の少年です。

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寺院だけは立派な様子です。日本でも昔は食べて生きるために少年達がお寺に入ったそうですが、ネパールでもそうなのかも知れません。

私は上の写真から政治の混沌と無力さを感じ、悲しい気分になります。ネパールが一日でも早く豊かになり人々が衣食住に困らない国になるようにとお祈りいたします。(続く)