後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

水辺に咲く梅の花の風情

2014年03月15日 | 写真

梅の木が数百本と並んでいる梅林が一斉に咲き出した風景は華やかで良いものです。

しかし水辺にある一本の梅の木が楚々と花を咲かせているのは何とも言えない風情があるものです。

一昨日、そんな光景に神代植物公園で出会いましたので、下にお送りいたします。

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深遠な愛国心の重要性(4)アジアを蔑視する愛国心の危険性

2014年03月15日 | 日記・エッセイ・コラム

日本の明治維新以来のあらゆる分野における発達や成長は欧米からの文明の輸入によるとこが大きいのです。これは客観的事実と認めざるを得ません。

この事実から日本人は欧米だけを尊敬し、アジア諸国をとかく蔑視しがちです。

特に最近、韓国や中国を差別して非難する人々が増大しました。非難したり、悪口を言うことが愛国心だと思っている人さえいるようです。しかし私はこのような愛国心に疑問を感じています。

何故なら「愛国心」とは、そもそも自分の国を愛し、その発展に役に立つことを実行することです。

現在の世界は全ての国々が経済的に深い関係があり、一国だけの独断で他国を侵略し、征服することが不可能になっているのです。

従って日本のいろいろな分野での将来の発展は国際的な連帯を上手に利用しなければ不可能なのです。

こで日本を取り巻く国際情勢を考えてみましょう。すると日本の将来の安全と発展を脅かす潜在的に危険な国は中国です。

この巨大に成長しつつある中国に対抗するために、日本は韓国、台湾、フィリッピン、インドネシア、マレーシア、ベトナム、タイ、ミャンマー、インド、パキスタンなどなの諸国と、強固な信頼にもとづいた友好関係を樹立しなければならないのです。

そのような冷厳な国際関係のなかで日本が韓国と抗争を続けていればとてもアジア諸国との連携協力など不可能なことは誰の目にも明白です。

ですからこそアメリカ政府は日本と韓国に露骨に圧力をかけて両国の悪い関係を是正しようとしているのです。

このような事態にいたっては韓国を差別し、非難し、悪口を言うべきではないのです。

日本人がアジア人としての自覚と誇りを持つことが非常に重要なのです。そうすれば韓国、台湾、フィリッピン、インドネシア、マレーシア、ベトナム、タイ、ミャンマー、インド、パキスタンなどなの諸国との強固な連携が自ずと出来上がるのです。

欧米人だけを尊敬して、アジア人を蔑視する日本人の愛国心は日本の安全保障にとって非常に有害なのです。

ついでに付言すれば中国が危険な国だからといって、その悪口を言うことも日本にとって損な現象を中国に起させる可能性を大きくしているのです。

悪口を言いたいのは人間の性(さが)です。それを自制して日本の安全をより確かなものにすべきではないでしょうか?それが愛国心と私は信じています。

下に韓国の新羅の首都だった慶州のお寺の写真を示します。韓国を尊敬するように努力すれば日本の安全保障になるのです。

それはそれとして、

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

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上の3枚の写真の出典は、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%85%B6%E5%B7%9E%E5%B8%82です。