おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

小春日和。姿見の池

2011-11-13 23:40:41 | つぶやき
 冷たい雨の前日とうって変わっていい天気。JR西国分寺駅から国分寺駅。線路伝いに北側の道をてくてくと。雑木林の小道あり、「姿見の池」という何となく情緒豊かな小池あり、西武線のガードをくぐると日立の大きな研究所の敷地、深い緑に囲まれた、そこに「野川」の源流がありました。道なりに適度なアップダウン、散歩・ジョギングには最適な感じ。「恋ヶ窪」という地名もまた魅力的?
 
 姿見の池は、かつて付近の湧水や恋ヶ窪用水が流れ込み、清水を湛えていました。
現在の府中街道とほぼ同じ道筋にあたる東山道武蔵野路や鎌倉上道の宿場町であった恋ヶ窪の遊女達が、朝な夕なに自らの姿を映して見ていた ことから、「姿見の池」と呼ばれるようになったと言い伝えられています。
 恋ヶ窪という地名の由来の一つとも云われ、傾城・夙妻太夫が武将・畠山重忠を慕って身を投げた池といわれています。「武蔵野夫人」(大岡昇平著)など文学作品にもよく登場する名所です。
 平成10年度東京都と国分寺市は、湿地、用水路、水辺林等を含めた池周辺地域を東京都指定「国分寺姿見の池緑地保全地域」 として整備し、かつての武蔵野の里山風景を見ることができます。
                          (以上、国分寺市のHPより)
西国分寺駅から少し住宅地に入ると、小高い丘。雑木林の中に小道が続きます。中央線の電車が木々の間から見えます。
雑木林が鬱蒼と茂っています。
足元には落ち葉が・・・。
池に流れ込む湧水(かつてはこんな清流が流れていたのでしょう)。
かつての里山の雰囲気を残しています。現在、周囲は閑静な住宅地に。
西武国分寺線の土手。右手は日立。
緩やかに下って国分寺駅方向に進みます。
「野川」の源が日立の研究所敷地内にあります。中に入ることは出来ませんでしたが、木立の間からせせらぎの音が聞こえてきました。
 「野川」は、東急線「二子玉川」駅のホーム下をくぐった後、多摩川に合流する河川。合流付近は、以前に紹介しましたが、流域は、国分寺崖線に沿って湧き水などもある自然の豊かさも残されています。
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