秋も深まりつつ。新宿中央公園の一隅。

　めっきり秋めいてきた東京地方。それでも、１１月に入っても暖かい日が。明日の文化の日も晴れて暖かくなるとか。もともと晴れの特異日のようですが。
　木々もずいぶん色づいてきました。常緑樹も多いこの公園。心なしかきれいに色づく前に枯れて落ち葉となってしまうような木も。足元では、小さな花がいっときの可憐な晴れ姿。芝生では寝転がるサラリーマン。
青テント暮らしの人々も、つかの間の暖かな光にくるまれて、そこかしこに。いよいよ冬の季節。一頃より暖かくなったとはいえ、一段と厳しい生活環境に向かう・・・。古いけどまだ時を刻む時計がたてかけてあったりしていますが。
　西にそびえる富士山の頂きに、太陽が隠れて一瞬のダイヤモンドの輝きを見せる時機もまもなく訪れます。
すっくとてっぺんまで色づいています。
黄色い穂が垂れ下がっているように見えます。
公園の一角に田んぼと小さな池と。これは、刈り取られた稲。そこから芽が伸びていました。
柿の実もたわわに実っています。青い網で囲ってあるさまが、「徒然草」の挿話を思い出させて、ちょっと苦笑い。
イヌダテ（赤まんま）の花の群れが穏やかな日差しの中に。
秋の爽やかな空。