今回の玉川上水散策は、約4㌔の道のり。西武線の「玉川上水」駅から「鷹の台」駅までの区間です。小平監視所から下流は多摩川の水ではなくて、清流復活事業によって行われている区間。それでも、かつての玉川上水の流れと「ヤマザクラ」「クヌギ」など落葉広葉樹など古い木々の連なる散歩道が続きます。
歩き始めの道。赤土の粘土質、滑りやすい道がしばらく。関東ローム層がむき出しになっています。難工事だった往時が偲ばれます。
色づいた木々の下、途中には足湯あり、お蕎麦屋さんあり、学校ありと。高校生が行き交う道でもあります。
小平監視所。ここまで多摩川の本流の流れを見ることができる。ここは野火止用水が玉川上水から分岐する場所(取水口)でもあった。現在は、ここから西武拝島線東大和市駅前までの区間は埋め立てられ、東大和市駅前から下水処理水が野火止用水に放流されている。これより下流の玉川上水は多摩川上流水再生センター(昭島市に所在する下水処理場)で処理された下水処理水が放流されている。
「蘇る水」という標識がある。階段状になっていて、直接玉川上水の水に触れることが出来る地点。ここから下流が「清流復活事業」によって玉川上水が蘇った。
「野火止用水」への分岐点。
「木漏れ日の足湯」。四阿の下、足を湯に浸しながら、ご近所の方々が寛いでいました。
上水の北側に併行して流れる「新堀用水」。ここまでは「胎内堀」という工法が用いられ、地下のトンネルを通り、ここで地上に現れる。
「新堀用水」に架かる橋の建設にまつわる「供養塔」天保年間のもの。
途中で見つけたお蕎麦屋さん(なのかな?)。畑の中の奥まったところに店があるようす。
ほぼ中間地点。このあたりは赤土(関東ローム層)の道。つるつるしていて滑りやすい。
橋の上からの玉川上水。水量は少ないが、所々激しい音がして流れる。両岸は切り立った崖になっていて深く掘られている。難工事の労苦が感じられる。
開削工事からの年月で崩壊しつつある。古木の根もむき出しになって倒壊しそうなものも。近々、改修整備工事が行われるらしい。
橋の橋脚部分の石積み。
途中で見つけた雑木林保存地地域。小さなエリアですがしっかりと保存されています。落ち葉を踏みしめて歩く向こうは、住宅地です。
鷹の台駅付近。素敵な散策道。行き交う人もたくさん。東から西へ。西から東へ。
この辺り。玉川上水に沿っていくつもの高校や大学の校舎が続きます。ここも、その一つ。津田塾大学。鷹の台駅から少し東に行ったところです。
歩き始めの道。赤土の粘土質、滑りやすい道がしばらく。関東ローム層がむき出しになっています。難工事だった往時が偲ばれます。
色づいた木々の下、途中には足湯あり、お蕎麦屋さんあり、学校ありと。高校生が行き交う道でもあります。













