おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

「金の切れ目が縁の切れ目 」にならぬよう・・・。

2013-07-19 20:51:01 | 格言・ことわざ
東電、管理職に一時金10万円支給へ 人材流出抑止狙う(朝日新聞) - goo ニュース
 むしろ「金で釣る」という方が。
 ま、そこまで天下の東電、エリート社員は落ちぶれていないでしょう。しかし、かつて関わっていたボランティア関係の仕事(2011~2012年当時)でも、福島原発以降、退職する方が多いのに気が付いたことがありました(その方々が登録し、学校関係のボランティア事業に協力してくれたのですが)。
 万やむを得ない方法・処置とはいえ、またまた批判されそうです。

 「金(かね)の切れ目が縁の切れ目」=金銭で成り立っている関係は、金がなくなれば終わるということ。

 英語の表現だと、

 When poverty comes in at the doors, love leaps out at windows.

 というらしい。
 もともとは、男女の金銭にまつわることだった(遊女と客の関係?)。露骨といえば、露骨です。

金がものを言う  金で面を張る  金に飽かす  金に糸目をつけぬ  金になる  金に目がくらむ・・・。

 せめて、「金は天下の回りもの」くらいがよろしいようで。

 ところで、「金で釣る」は、英語だとどう表現するのだろう?

「金の切れめが縁の切れめ、ってのはね、あれはね、解釈が逆なんだ。金が無くなると女にふられるって意味、じゃあ無いんだ。男に金が無くなると、男は、ただおのずから意気銷沈して、ダメになり、笑う声にも力が無く、そうして、妙にひがんだりなんかしてね、ついには破れかぶれになり、男のほうから女を振る、半狂乱になって振って振って振り抜くという意味なんだね、金沢大辞林という本に依ればね、可哀そうに。僕にも、その気持わかるがね」(太宰治『人間失格』より)
コメント
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