①小湊鐡道(五井~上総中野)《7月22日(土)》
「海士有木(あまありき)駅」。
海士(あま)と有木(ありき)が一つになって、この地名がつきました。海士は、その昔漁夫(海人)の集落、有木のほうは附近に有木城(蟻木城とも書く。現在の泰安寺)があったため、その名がついたと云われております。(「小湊鉄道」HPより)
駅名で読み方が難しいものが出てきます。「飯給」=いたぶ、「馬立」=うまたて。
単線。けっこう横にも縦にも揺れるので、座席を立って撮影するもの大変。
ここは、早場米の産地らしく、すでに稲が黄色くなりつつあります。現在は、すっかり刈り取られた田んぼになっている。
素朴な駅舎。
車掌さんがホームで切符の回収。
②いすみ鉄道(上総中野~大原)
遠ざかる「大多喜城」(中央奥)。
「国吉駅」に着くと、駅弁などを売るおやじさんたちが入ってきます。
「国吉駅」で発売されている駅弁は「いすみのたこめし」。
古くから蛸つぼ漁が行われてきたこの辺りでは「たこめし」が漁師のまかない飯だったそう。コリコリ食感のたこの身がたっぷり。たこの味もご飯にしっかり染み込んでいます。
「たこめし」や「ポップコーン」を販売、けっこう乗客も購入しています。当方もポップコーンを孫へのお土産に購入しました。
※その後台風13号に伴う大雨被害により「いすみ鉄道」は、9月8日から列車運行を見合わせていましたが、一部の区間で復旧工事が終了し、列車運行を再開することとなった。なお、被害の大きい区間では引き続き列車運行を見合わせている。
・・・
お客様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解くださるようお願いいたします。
運行を再開する区間 大原~大多喜間
9月13日の始発列車から通常どおりの運行を予定しています。
運行見合わせを継続する区間 大多喜~上総中野間
復旧に時間を要するため、当分の間、列車の運行を見合わせします。
(この項、「いすみ鉄道」HPより)
③「鹿島臨海鉄道大洗鹿島線」
※北千住から水戸・大洗を通って、佐原・成田、京成とぐるっと回ってくる。
一両編成の気動車でワンマンカー。単線。※通常は、二両編成のようです。
沿線案内図。
(「」HPより) 水戸~鹿島神宮
水戸の近郊エリアとして通勤・通学や、水族館(アクアワールド・大洗)や大洗マリンタワー、大洗サンビーチ、大洗シーサイドステーションといったマリンレジャースポットが多数点在する大洗へのアクセスに利用される。
この区間の運転本数は1時間に2 - 3本ほどあり、第三セクターの地方鉄道線としては比較的列車密度が高い。水戸 - 大洗間の区間列車が約半数を占めており、旅客輸送において大洗駅は重要な拠点駅となっている。地元密着型の路線という雰囲気。
しばらくは高架線が続く。水戸駅方向を振り返る。
しばらくすると、田園風景が広がってきます。
鹿島神宮駅から「JR鹿島線」へ乗り継ぐ。
④JR「鹿島線」鹿島神宮~佐原
発車すると、まもなく長い橋を渡ります。
北浦橋梁。
この橋は全長1236mで、日本の鉄道橋としても有数の長さを誇ります。水上に橋脚が並び、単線の橋桁が真っすぐ伸びる光景は壮観。
「利根川」を渡ります。