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Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

性善説と性悪説

2007年09月11日 07時44分17秒 | Weblog
 何事も初めが肝心ということは、仕事にもあてはまる。たとえば、新人のころ覚えたさまざまな感覚は、その職業における後の人生を支配するといっても過言ではない。
 バーディーの場合、大卒後最初に就いた職は金融機関の融資業務だった。当時はバブル崩壊の不景気の真っ只中。担当する会社が毎月1社くらいずつ倒産するし、ちゃんとお金を返せないところが4割近くある。新たに申し込んでくる会社は粉飾など何らかの問題含み案件である・・・といった状況で、1年目にして大型即時倒産を経験した。
 その際の教訓は、「人を信じてはならぬ」ということ。順風満帆のようにみえる会社が実際は火の車だということはよくある世界である。こうして、金融業会における私の不幸な職業人生は決定付けられたように思う。
 だが、性悪説に基づいて仕事を行うということは、徐々にその人の精神に影響を与え、結局はその人間自身を猜疑心に満ちた「悪い」人間に変えてしまう危険があると思う。
 ・・・やはり、善良な人間を相手に仕事をしていたいというのが私の理想である。
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