国家公務員キャリア制度を廃止・行革相表明(日経ネット)
渡辺喜美行政改革相は27日、日本経済新聞のインタビューで、国家公務員一種試験の合格者が幹部に就くキャリア制を廃止すべきだと表明した。「一種、二種という分け方は時代遅れ」と指摘。能力や実績で昇進が決まる新たな人事制度の導入に意欲を示した。
これはどうかなあ。試験区分があることによってすみわけがなされ、過当競争が抑制されていた面もある。
それに、余り知られていないが、たとえば経済産業省などでは、キャリア官僚であっても、入省時から「Aコース」(局長以上になれる)と「Bコース」(50歳になるまでに外に出される)の振り分けがなされているらしい。財務省についても同様の話がある。
試験区分だけが問題ではないことを、大臣は分かっているのだろうか。
渡辺喜美行政改革相は27日、日本経済新聞のインタビューで、国家公務員一種試験の合格者が幹部に就くキャリア制を廃止すべきだと表明した。「一種、二種という分け方は時代遅れ」と指摘。能力や実績で昇進が決まる新たな人事制度の導入に意欲を示した。
これはどうかなあ。試験区分があることによってすみわけがなされ、過当競争が抑制されていた面もある。
それに、余り知られていないが、たとえば経済産業省などでは、キャリア官僚であっても、入省時から「Aコース」(局長以上になれる)と「Bコース」(50歳になるまでに外に出される)の振り分けがなされているらしい。財務省についても同様の話がある。
試験区分だけが問題ではないことを、大臣は分かっているのだろうか。