Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

一極集中(2)

2021年12月25日 06時30分03秒 | Weblog
中国軍、台湾想定の上陸侵攻訓練か…面積近い海南島沖3か所で演習
 「中国共産党機関紙傘下の環球時報(英語の電子版)は15日、中国軍が中国・海南島沖の3か所で軍事演習を始めたと伝えた。同紙は、専門家の見方として、中国軍が台湾本島に複数の方向から上陸侵攻する作戦を念頭に、戦闘準備を進めている可能性を指摘している。

語られないロシアの歴史とアメリカとの深い関係
 「1380年のクリコヴォの戦いでモンゴル軍を破り「タタールのくびき」からの脱却の第1歩が踏み出されましたが、モンゴルへの臣従をモスクワ大公国が最終的にやめたのは1480年のウグラ河畔の対峙の時からでした。
 最初に述べたようにロシア人の本質は農耕民族であり、領土を拡大しようとする動きに欠け、地方の大公国という地位に甘んじていました。ところが15世紀の終わりにモンゴル支配から独立してみると、ロシアの東側にはモンゴルが去った後の広大な権力の真空地帯が残されていました。ここから16世紀半ばのイェルマークの探検にみられるようなロシアの東方への進出が始まるのです。


 ウクライナだけでなく、台湾でもきな臭い動きが出ている。
 「台湾有事」の際は、複数の方向から上陸進攻する作戦が採用される可能性があるということだが、これはおそらく台湾の地形に関係している。
 軍事情報からみた台湾問題の「逆説」でも触れられているが、台湾海峡に面した側には上陸ポイントがわずかしかなく、しかも守りが堅いことから、太平洋側からの上陸を計画している可能性があるようだ。
 このことから思うのは、「一極集中」の危うさである。
 例えば、台北に国の機能を集中させ、そこだけ守りを固める戦略だと、そこを集中的に空爆されたり、周囲を包囲して兵糧攻めをされるおそれが出てくる。
 ロシアが「タタールのくびき」から逃れた後で東方に進出していったのは、西側だけを固めるようとしてサンクトやモスクワに国の機能を集中させると、かえって攻略のターゲットにされてしまうという事情があったのかもしれない。
 日本も、首都機能を分散させ、例えば、地下に都市を複数建設するなどの対応が必要かもしれない。 
 これはアニメや映画では出てくる話だ。
 
コメント
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