究極の売り手市場で楽勝入社、新人キャラ大分析
文化放送キャリアパートナーズの夏目孝吉・就職情報研究所長は、「小バブル組ですが、昔と違って野放図さはない。結構しっかりしている」と見る。大企業志向の安定性重視は例年と変わらないが、「それに加えて、人の役に立つ仕事をしたいという性向も多い。といっても製薬会社とか鉄道会社とか、あまりに素直なんですね。彼らは、やさしく指導してやらないと、すぐに辞めちゃう。手間がかかると思いますよ」と取扱注意の警告。夏目さんはKYタイプと名付けた。
今年の新人は、素直だが打たれ弱く、すぐ挫折するタイプのようである。
すぐ挫折するということは、今までに大きな挫折を味わったことがないということであり、逆境に弱いということかもしれない。この先不安である。
ちなみに、会社をすぐ辞めるというのは、われわれ氷河期世代からの傾向のように思う。氷河期世代には、希望する祝業に就けなかったため、転職を視野に入れながら仕事をしていた人も多かったのだ。
ともあれ、この調子で人材が劣化?していくと、成長著しい中国・インドに経済の面で追い抜かれることは確実なのだろう。
文化放送キャリアパートナーズの夏目孝吉・就職情報研究所長は、「小バブル組ですが、昔と違って野放図さはない。結構しっかりしている」と見る。大企業志向の安定性重視は例年と変わらないが、「それに加えて、人の役に立つ仕事をしたいという性向も多い。といっても製薬会社とか鉄道会社とか、あまりに素直なんですね。彼らは、やさしく指導してやらないと、すぐに辞めちゃう。手間がかかると思いますよ」と取扱注意の警告。夏目さんはKYタイプと名付けた。
今年の新人は、素直だが打たれ弱く、すぐ挫折するタイプのようである。
すぐ挫折するということは、今までに大きな挫折を味わったことがないということであり、逆境に弱いということかもしれない。この先不安である。
ちなみに、会社をすぐ辞めるというのは、われわれ氷河期世代からの傾向のように思う。氷河期世代には、希望する祝業に就けなかったため、転職を視野に入れながら仕事をしていた人も多かったのだ。
ともあれ、この調子で人材が劣化?していくと、成長著しい中国・インドに経済の面で追い抜かれることは確実なのだろう。