Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

直感

2016年10月21日 07時39分14秒 | Weblog
将棋「スマホ不正」問題を渡辺明竜王が独占告白
 「10月7日、渡辺竜王は日本将棋連盟理事の島朗九段(53)に事情を説明。それを受けて10月10日に羽生善治三冠(46)、佐藤天彦名人(28)、将棋連盟会長の谷川浩司九段(54)らトップ棋士7人が集まり“極秘会合”が開かれた。渡辺竜王から説明を受けた出席者たちからは「99.9%やってますね」という意見も出て、“シロ”を主張する棋士はいなかった。」

 確たる証拠が出ないままにこういう報道がなされると、当然のことながら、三浦九段サイドが、名誉毀損などを理由に訴訟を提起してくることが考えられる。そのとき、将棋連盟や渡辺竜王は、「クロ」であることを示す証拠を提示することが出来るのだろうか(名誉棄損訴訟の場合、被告側が苦しい場合は結構多いのだ。)。
 今回の一連の騒動を見ていると、将棋連盟サイドはやや慎重さを欠いているように思う。
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前例なし

2016年10月20日 07時34分48秒 | Weblog
震災ADR 熊本急増 賃貸物件、隣人間の紛争調停
 「熊本地震で被災した賃貸物件からの立ち退きや修繕費負担を巡る紛争が相次ぐ中、弁護士が調停する震災裁判外紛争解決手続き(震災ADR)の申し立てが急増している。6月から受け付けを始めた熊本県弁護士会によると、今月17日までの約4カ月間で51件。生活全般のトラブルに関するADRの年間平均に比べ、約6倍に上るという。」

 私も電話相談を担当したのだが、工作物責任(民放717条)と賃貸借関連の相談が多い。
 特に難しいのが、前者の相談であり、「隣の家の塀が倒れてきてうちの家・車が損傷した」などといった相談には、はっきりとした回答をするのが難しく、ADRをお勧めすることになる。
 というのは、過去の裁判例では、震度5までは所有者は免責をされないというものがあるが、震度6以上の地震については裁判例が見当たらないからである。
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担保主義

2016年10月19日 07時39分15秒 | Weblog
「日本型金融排除」の把握へ、担保偏重を是正=金融行政方針
 「金融庁は今事務年度の行政方針に、高い信用力の企業に優先的に貸出を行い、信用力は低いものの事業の将来性が高い企業に貸し出さない銀行の態度を「日本型金融排除」と位置づけ、実態を把握することを盛り込む。」

 これは大きな転換である。
 というのも、私がかつて勤務していた企業では、「担保主義」がネックになって、事業の将来性があるのに貸せない企業が多数存在したからだ。
 だが、その「担保主義」を義務付けていたのは、ほかならぬ主管官庁(大蔵省⇒財務省)だったのだから、今回の行政方針は、自らの方針転換ということも出来る。
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辞退

2016年10月18日 07時08分49秒 | Weblog
ディランさんへの連絡断念=ノーベル賞授賞式出席に期待―スウェーデン・アカデミー
 「ノーベル文学賞の選考に当たったスウェーデン・アカデミーのサラ・ダニウス事務局長は17日、今年の文学賞受賞が決まった米シンガー・ソングライターのボブ・ディランさん(75)への直接の連絡を断念したことを明らかにした。」

 連絡が取れないようだが、このままの状態が続けば、「辞退」という扱いになるのだろう。
 過去にも、パステルナークやサルトルが、ノーベル文学賞の受賞を辞退している。サルトルの辞退理由は秀逸で、「いかなる人間でも生きながら神格化されるには値しない」、「ダイナマイトなる非平和的発明をした人の作った賞などは受け取れない」などというもの。
 ノーベル賞委員会の権威が絶対化されるのもよくないので、たまには辞退する人があってもいいと思う。
 
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重すぎる(2)

2016年10月17日 08時07分04秒 | Weblog
「東弁リブら」懲戒処分の公表・太田真也弁護士(東京)処分の理由
 「被懲戒者は本会から2014年8月10日に業務停止1月の懲戒処分を(以下本処分)を受けた者であるが本件処分の業務停止期間中に戸籍の附表の写しを請求する法律事務を事務員に指示し、これを行わせた。
 また、被懲戒者は本件処分前に受任していた事件の係属裁判所に対して本件処分を受けたこと及び業務停止期間を通知せず、業務停止期間中に事件の相手方代理人から送付された訴訟書類を受領した旨を事務所のFAXを使って通知し、以て弁護士業務を行い、事務所を使用した。
 以上の被懲戒者の行為は弁護士法第56条第1項に定める弁護士の品位を失うべき非行にあたる。」

 同種の事案について、他の単位弁護士会の処分が「戒告」止まりであるのに対し、太田弁護士には「業務停止1月」の処分が下されており、重すぎるのではないかという指摘がある。特に、「業務停止前に職務上請求をしたが、市役所からの問い合わせがあり、バイトの事務員が答えてしまった。その請求が業務停止期間中に取得となったため業務停止中の法律行為となったもの」については、ちょっと気の毒という気がする。
 もっとも、業務停止期間中に事務員がはたらいているというのがそもそもいけないのであり、本来であれば事務所を使用してはならなかったのだ。
 太田弁護士のように、危ない事件を受任する事務所は、保険として、複数の弁護士で経営し、かつ共同では受任しない方がいいのかもしれない。そうすれば、一方が業務停止処分を受けても、事務所を閉鎖せずに済むことになる。
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文学と平和

2016年10月16日 08時28分43秒 | Weblog
ボブ・ディラン氏にノーベル賞、文学界で賛否噴出
 「アービン・ウェルシュ(Irvine Welsh)氏も、ディラン氏の選出を酷評。「私はディランのファンだが、これは、もうろくしてわめくヒッピーらの悪臭を放つ前立腺がひねり出した検討不足で懐古趣味な賞だ」とツイッター(Twitter)に投稿した。」

 過去にも、ノーベル文学賞は意外な人物に授与されたことがある。それは、W.チャーチルである。
 チャーチルは、その著作「The Second World War(第二次世界大戦回顧録)」が直接的な受賞の理由となっているが、「ナチスドイツと闘って平和を実現した」という点が評価されたのであれば(もっとも、これは勝者の論理だが)、むしろ平和賞の方がふさわしいのではないかと思う。
 ボブ・ディラン氏についても、彼の反戦的な歌詞をノーベル賞委員会が評価したというのが大方の見方で、そうであれば、平和賞でもいいように思う。
 それにしても、「前立腺がひねり出した・・・賞」というのは、どう理解すればいいのだろうか。
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ベランダガーデニングの敵(2)

2016年10月15日 08時40分13秒 | Weblog
#ミントの鉢にいた緑色の芋虫

 ベランダのペパーミントが二晩でほぼ全滅状態になった。
 よく見ると、シャク取り虫がツルに張り付いている。驚くほどの大食漢のようだ。
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冷戦激化

2016年10月14日 08時23分05秒 | Weblog
クリントン陣営内のメール暴露=告発サイト、続々と-米大統領選
 「内部告発サイト「ウィキリークス」が米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)の陣営内で交わされたメールを続々と暴露している。」
 「米当局は、ロシア政府が絡んだサイバー攻撃の一環とみているが、共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)はこれを利用して反転攻勢に出ようとしている。」
ヒラリー余命1年説~匿名を条件に「専門家」が投稿した動画の中身とは
 「これまでリークされてきたヒラリーの治療記録を読んだ限りでは、彼女は脳梗塞・脳疾患からくる血管性痴呆症(血管型認知症)で余命1年程度です。」

 クリントン優勢が伝えられる中で、同候補をターゲットとしたリーク攻撃が行われており、その背後にはロシアがあると指摘されている。
 米中対立ばかりがクローズアップされるが、クリントン政権では米ロの冷戦激化が予想される。
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疑惑と濡れ衣

2016年10月13日 08時37分23秒 | Weblog
将棋 三浦九段「竜王戦」に出場せず
 「日本将棋連盟は、三浦九段がことしの夏以降の対局で席を離れることが多いとして、11日聞き取り調査を行いました。この中で三浦九段は、「疑念を持たれた状況では対局できない」として、挑戦者として出場が決まっていたあさってからの「竜王戦」に出場しないことを申し出たということです。しかし、連盟が求めた休場届の提出が期日までになかったことから、連盟は「竜王戦を円滑に進めるため」として年内の公式戦の出場停止処分を決め、竜王戦には挑戦者決定戦で敗退していた丸山忠久九段が繰り上げで出場することになりました。」

 将棋連盟による一連の手続と処分の内容が適正なものであったか、疑いが残る。
 スマートフォンで将棋ソフトを使用していたかどうかは、事後的には確認できないと思われる。とすれば、特定の棋士だけを対象に聞き取り調査をすることは、対象者に不快感を与え、名誉を傷つけるだけの結果に終わりかねず、得策ではなかったと思う(やるとすれば、タイトル保持者及び挑戦者全員を対象とすることなどが考えられる。)。
 それに、休場届を出さなかったことに対する制裁が重く、予見可能性を害している。「竜王戦」に出場しないことは本人の意思だが、他の棋戦も含めて年内の出場停止処分というのは、不意打ち的だろう。
 
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消極的支持

2016年10月12日 08時24分04秒 | Weblog
焦点:「トランプ劣勢」が裏目に、クリントン氏に新たな悩み
 「世論調査で共和党のドナルド・トランプ候補の劣勢が続けば、多くの民主党支持者が安心して実際の投票に行かなくなるという事態だ。」

 クリントン支持者は、「トランプ阻止」が大義名分と考えている人が多く、今のようにトランプ劣勢が喧伝されると、投票に行かなくなるかもしれないそうだ。
 民主党員ですら、クリントンを積極的に支持しているわけではないようで、今回の大統領選の特徴をあらわしている。
 個人的には、クリントン氏の健康状態が気になるところである。当選しても4年もつのだろうか?
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