パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

馬防柵付近にソーラー発電騒動

2023年09月02日 08時57分28秒 | 新城・地元に関すること

今日は良く眠れたお陰で体調不良はなんとか持ち越さず
ホッとしたところだ

ところで一月ばかり話題になった新城の出来事を

流石に今は出てこないが、30年ほど前は田んぼを掘ると
火縄銃の鉄砲玉が出てきた長篠の戦いで有名な決戦場の設楽原
(映画影武者の最後のシーンもここだ)
地元の有志による「設楽原を守る会」は戦い当時を想像させる
馬防柵を組んで、毎年メンテナンスを行い
また「決戦場祭り」と題して戦場でなくなった人々の慰霊祭を行っている

近くを通る新東名高速道路は、一部防音壁を透明なものにして
馬防柵が見えるようになっている
「どうする家康」で長篠の戦い・設楽原の戦いが放映された直後は
この馬防柵を見るために、遠くは関東のナンバーの車が何台か確認できた
つまりは、馬防柵は新城市の観光の目玉でもある

この馬防柵のある設楽原古戦場の辺りにソーラー発電の計画がある
と新聞に報じられたものだから地元はちょいと騒動になった
というより慌てた、、といったほうが正確かもしれない
新聞では事業者がソーラー発電の申請をすれば市には法的に
ストップさせる権限はないらしいと報じていた
また事業者は「相談に応じる」ニュアンスのコメントが載っていた

慌てたのは「設楽原を守る会」の人たち(数人は知っている人たちだ)
行動は素早く、計画の中止を願う嘆願書を市長に届けた
彼らにすればいきなりの不意打ちで、なんとか阻止したい気持ちは理解できる

ところが新城市は例に漏れず老齢化が進み、農業する人も体力的にしんどくなっている
設楽原で農業をしている人も、自分の代で農業はお終いにしよう
と考える人が出てくるのは想像できる
農業はできないのでその代わりの金銭を得る方法として、土地を貸す
あるいは売るといった方法を思いつくのはごく自然な成り行きだ
だがその場所がちょっと問題だった

ここからの市の進め方は、慌てぶりが表に出てしまった
土地地権者の気持ちを慮ることなく
馬防柵付近の景観を守るためだけの思考に進んでしまった
それは「守る会」の人々の意向でもあったが

慌てた行政は地権者には市が土地を買い取ったり借地料を払うといった
代案を考える前に、事業者に計画中止のお願いに出かけようとした
すると腹を立てたのは地権者の方々
こうなると何が最善か?ではなく、感情の行き違いになってしまう

その後どうなったのかはどうなったのかは分からないが
(今までの経緯も想像の範囲なので間違っているかもしれない)
とにかく事は一方向からの見方だけで進めると良くないことの典型だ

この事業者は京都に本社をおく企業らしい
この歴史上有名な場所に、法的に問題ないと言って計画を進めることは
この企業にとって社会的なメリットはないと思われる
「強引に計画を進める歴史の財産に無神経な企業」
そんなものが定着するのは、企業価値を下げるものになる
と思ったりするが、どうなんだろう

それにしても、たったこれだけの計画に新城の今の問題
(高齢化、農業従事者の減少)が見えてしまうのは、残念だ

この話はどう決着するのだろう
ある人は「いろんな意味の熱量が左右する」と言っていたが、、、

馬防柵の写真(決戦場祭りから)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第32回 新城薪能

2023年08月20日 09時35分43秒 | 新城・地元に関すること

その世界に入り込むのに一苦労するのが馴染みのない能の世界
テンポ感も言葉も普段と全く違う
他の人は楽しめているのだろうか?
と余分なことを思ったのが、昨日新城文化会館で行われた
第32回新城薪能

お能は新城駅の近くの冨永神社のお祭で、地区の人々によって夜に演じられるのを
時々見ているが(冨永神社には能舞台がある)
暗闇と虫の声が聞こえる中での訳の分からない物語を味わうのは結構趣がある

自分が好きなのは、鋭い笛の音と叩き方によって音色が変わる鼓だ
西洋の一定のリズムによるものではなくて、どこか即興を思わせる音楽
そして時に掛け声のように他人数で歌われる歌い(なんというのかわからない?)

何かしら不思議な熱気を感じるものだが、昨日もそれを感じに出かけた

会場は小ホール、観客は8割ほど埋まっていて、想像したよりは多かった

途中から見始めたせいで、この世界感になれるまで苦労した
小さな女の子が何かを語ったあと踊る
そんなのが数回続けられて、踊りては徐々に年齢を重ねた人になっていく
なるほど、年齢を重ねるというのは味が出るものだ、、
と幼い踊りを見たあとは、そんな気が自然と湧いてくる

プログラムは

狂言はその世界に入るのにはさほど苦労しない
上演される前に放送で大枠のストーリーが紹介される
候文的な古い言葉でストーリーは展開していくが、意味が聞き取れないことはない

「末広がり」は、それが何であるかを知らない太郎冠者が主人に頼まれて
京まで出かけて購入してくることになった
しかし、京には末広がりが何であるかを知らない田舎者を騙す悪いやつがいて
傘(からかさ)を「末広がり」といって売りつける
この悪い商人役を演じていたのが知ってる人で、数年前には祭りの前に
セリフを覚えるのが大変だ、、とこぼしていたから少し心配しながら見ていたが
今回は多分大丈夫だった

無事任務を終えたと思った太郎冠者だが、主人からは傘(からかさ)は「末広がり」
ではないと叱責される
困ったのは太郎冠者だが、あの悪い商人は傘と一緒に伝えたものがあった
それは人というのは気分次第のところがあるから
機嫌の悪い人をなだめる方法を伝えていたのだった
その機嫌直しの仕草に主人は負けて、大笑い  
めでたしめでたしと言った内容だ
(なんかこういた話を肯定的に受け入れている人々は余裕があるなと感じる)

お能というのは、能と狂言と踊りとかを順番に演じるもので
寄席が落語、色物と混ぜて行われるのに似ている
だが一番のメインは能だ

この日の能のプログラムは「小鍛冶」
刀を作ることを天皇から命じられた人が、氏神の稲荷様に祈祷したところ
稲荷明神の御神体が精霊として現れ一緒に刀を作り上げ
草薙の剣並みのものができたという山も谷も無いような話だ

笛と鼓はいつものように楽しめたが、大勢で歌っている内容が分からない
これが分かればもう少し楽しめそうと思うと
舞台の横かどこかに、現代文に直した語りの内容をディスプレイで
現したら良いのではないか、、と思ったりした
(オペラの日本語訳がディスプレイで表されるように)

ということで、非日常の経験をちょっとだけ感じた一日だった
入場者アンケートに、現代語訳のディスプレイ表示を利用したらどうか
との提案を気づいたのは、アンケート用紙を提出した後だった

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「ひろしま」上映会

2023年08月06日 10時20分29秒 | 新城・地元に関すること
数ヶ月前から数名のスタッフが集まり、メディア媒体への後援依頼やら
ポスター掲示、チケット販売について奔走したのが映画「ひろしま」上映会


この映画は70年前に広島市民88,000人がエキストラとして協力し
壮大なスケールで原爆の悲劇を描いた作品だ
今回デジタルリマスター処理が行われたものを
昨日8月5日に新城市文化会館小ホールで14時から上映された

全く偶然だろうが、テレビ朝日のお昼の番組「大下容子ワイド!スクランブル」で
上映前日の4日(金曜日)にこの映画のことが取り上げられた

企画した方は今までも地味だが社会的な意味のある映画の上映会を何回か行っている
そのひたむきさと真面目さと人格に動かされて
最近はできることをお手伝いするようになっている

ところが肝心な上映当日は個人的な都合で
長い時間家を空ける事ができなかったので
入場券のチェックだけのお手伝いをさせてもらった

そこで、今回は一緒に上映スタッフとして活躍された方のFBから
会場の様子を紹介

映画ひろしま上映会は、本日(8/5)新城市で実施されました。
チケット販売は「悲惨な映画はちょっと」と断られ苦労しましたが、ふたを開けて見たら、予想を上回る大盛況でした。
また、若い方、現役世代の方も多数来て下さり、そしてお子様連れの方も何組かいらっしゃり、老人がほとんどの実行委員は、世の風向きが変わったかと、大変うれしい気持ちになりました。
70年前の映画ですので、見にくい面はあったと思いますが、被爆の真相を将来に残そうとする広島市民の熱意が伝わって、無事上映会を終えることができました。

※後援は新城市、新城市教育委員会、中日新聞社、朝日新聞社、毎日新聞社、
 東愛知新聞社、東海日日新聞社、新城ライオンズクラブ、新城ロータリークラブ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりの夜店

2023年07月10日 09時35分16秒 | 新城・地元に関すること

七夕の翌日、幸い雨に降られずに子どもたちが待ちに待った夜店が行われた

1週間前の7月1日は雨のせいで中止
子どもたちも関係者もがっかりといったところ

夜店とか花火とかいつもと違う空間と時間は、どこかふわふわした気分になる
具体的に何が楽しかったか覚えていなくても、楽しかった記憶だけは残るだろう

スタート時刻に現地に着いた(ウォーキングを兼ねて見物するために)
途中、会場に向かって歩いている子供連れ家族、中学生くらいの仲間が目に入る
浴衣姿は思ったよりも少ない
もう少し時間が経てば多くなるかもしれない
(女の子はこの夜店と納涼花火大会が浴衣を着る機会だ)

祭りの雰囲気はいいものだ
皆が嬉しそうだ
子どもは体全体に嬉しさが溢れているし
それを見ている大人も幸せそうな気持ちでいる
(そして、そう感じる自分もどこか幸せな気分になる)



電車で夜店に来た人も多いようだ(写真の奥は新城駅)
大人は安心してビールが飲めるし、車の運転できない子どもたちは
友たちを誘って来ている感じ

夜店の人出を見て多くの人が同じ感想を漏らす
新城のどこにこんなに子どもがいるのだろう、、と
本当に見かけることのないような子供の数だ

でも夜店を実施している人たちも大変だ
6時スタートだが、その準備はもっと前から始まる
この日は早くから夜店を実施する連絡はあったが、
準備している昼間は天候が怪しかった
蒸し暑い中の準備は疲れるだろうに

風船の中に当たりくじを入れて景品と交換しているが
子どもは楽しいだけだが、関係者は大変だ
(だが、案外楽しんでやっているかも)

夜の6時から9時までの3時間、車を止めて歩行者天国にして
準備片付けに時間をかけて、その僅かな時間を楽しむ

ずっと繰り返し行われてきたことだが、今年は4年ぶりにできた
今週末の15日は、1日に中止になった分のかわりとして
もう一度開催される予定になっている
晴れてほしいと心より思う

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大河ドラマ出演者によるトークショーの記事が掲載された

2023年06月13日 08時57分28秒 | 新城・地元に関すること

昨日は新聞休刊日だった
今朝、中日新聞の地方版を見ると、昨日ここで取り上げたトークショーの記事が
一日遅れで載っていた


「強右衛門と亀姫 裏話披露」のタイトルでうまく纏められている
ただ、新聞はスペースの関係で詳しくは紹介できない
だから会場の空気感みたいなものは伝えられない(気がする)

最近は新聞購読者が減っている
新聞など見なくてもネットで済ますことができるという人がいる
しかし、ネットの記事の元は新聞であることが多いので
間接的に新聞を読んでいることになる

紙媒体の新聞は限られたスペースの制限があるが、ネットでは物理的なスペースの制限がない
そこでアメリカの新聞媒体では記事は紙とネットが同じではなく
ネットのほうがより詳細な内容になっていることがあるらしい
つまり紙とネットの契約をしている人には、ネットの方で深掘りされた内容を閲覧できるようだ

ただ日本では同じ内容(分量)の記事なのかもしれない(しらんけど)
それでもボケ防止のためのこのブログより圧倒的に多数の人が今朝の新聞を読んでいる
その現実はなかなか大きい
その絶対的な数の違いは少し情けない気もするが、それは仕方ない

ところで母はメモ魔だったが、それは祖父の血を引き継いでいるからだ
本当に母方の祖父はメモ魔だった
物価から母の給与まで、何でもメモしていた
それらが残っていたなら貴重な歴史資料になっていただろうが今は影形もない

その祖父の血を自分も引き継いでいるかも知れない
スマホのアプリで家計簿をつけているし、こんなふうに雑文を残しているし

そういえば母方の祖母は読書が好きな人だった
寝転がって松本清張を読んでいる姿が目に浮かぶ
自分が寝転がって本を読むのはこの人の血を引き継いでいるからなのか

ということで、新聞記事から連想したあれこれ
(「失われた時を求めて」の登場人物みたい?)

ところで6月11日の「設楽原の戦い」で大河ドラマの新城編は終了
2週間に渡って取り上げられたこの地区に
経済効果がどのくらい生まれたかが気になるところだ
6月議会で明らかにされるのだろうか

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳥居強右衛門と亀姫(昨日のどうする家康)

2023年06月05日 09時31分51秒 | 新城・地元に関すること

昨日の大河ドラマ「どうする家康」は「長篠を救え!走れ強右衛門!云々」で
新城が舞台となっていた
視聴率を調査したならきっと新城市は飛び抜けて高かったに違いない

この日の放送を控えて、昨日午前中に出かけたのが「長篠城址・史跡保存館」
ドラマ放送のあと短い時間で紹介された場所だ

地元だからここへは何回か来たことがある
あまり覚えていないのが情けないが、昨日は「何かを見るため」に出かけた
その何かは少し前に中日新聞で紹介されていた展示物だった
しかし、その「何か」が何だったのか忘れてしまっていた
だが、展示品を見ていて思い出した
それは「映画 鳥居強右衛門」の台本だった

地元のローカルスターと思っていた鳥居強右衛門は
既に一時期映画の主人公となっていたのだ
今回の放送で、瞬間的には鳥居強右衛門は全国区の人物になるかもしれないが
それ以前に、このような映画があったとは、、

だがこれは喜んで良いのかどうかは、、少し問題があるかもしれない
台本は宮本武蔵で知られた吉川英治で、それなりの人の作品だが
これが作られた時期は「主君のために身を捧げる」といった空気の醸成に
使われてしまったのだ
この扱われ方は忠臣蔵と似ているかもしれない

こうした威勢のいい話はちょいと引いて考えるほうが良い
威勢のいい話よりも、褌姿の磔の強右衛門の絵を旗指し物に描いたのは
武田方の落合佐平次であった事実のほうが自分は気に入っている
敵だろうが味方だろうが良いものは良い!
と人として評価しているところが素晴らしい

台本は小さな字で書かれており、老眼の自分は読みにくい
映画の作成動機は感心しないが、延々と続く会話の連続を見ると
役者さんはセリフを覚えるのに大変だろうな、、
と本質と関係ないところに感心してしまった

昨日のドラマのもう一つの主人公は亀姫だった
家康の長女で新城の城主と結婚した女性だ
市の中心部には亀姫通りという場所があって
その通りの真ん中辺りに亀姫が建立したという大善寺がある

先日のJA愛知東の歴史講座では亀姫にあてた家康の手紙が紹介された
どのタイミングでの手紙だったか分からないが(築山御前の死の前か後か?)
その手紙では、家康が新城に立ち寄ると約束していたのが
忙しくて行けないと亀姫に謝っていて
どの時代も親も同じなんだなとホッとするような内容だ

鉄砲隊が活躍する設楽原の戦いは次の日曜に扱われ
二週続けて新城が舞台となる
教科書にも載る馬防柵のある設楽原の戦いの絵をよく見ると
織田軍は最前線で戦っていないそうだ
リスクの多い最前線で銃を構えているのは徳川の人々らしい
そんなことを思うと、昨日のドラマの織田と徳川の
何処かギクシャクした関係も納得がいくような気もする

ということで、新城市はこの機会をフルに活かして
観光客を増やしてもらいたいものだ

ところで番組後のショートコーナーでは、短い時間だが
鳥居強右衛門が走った岡崎から長篠までの65キロを走ってみよう
と試みた人々の話が紹介されていた
この強右衛門マラソンの主催者は知り合いで、第一回目のときに
少しお手伝いをしたことがあった

こうした試みは警察に許可を取らないと実施できないようで
競争してはいけない、同時に多くの人がスタートしてはいけない
信号は守らなければいけない、、終わったあとは報告書を提出するなどの
規則があったそうだ
自分が手伝ったのは10キロごと(だったと思う)の水分補給とか
エネルギー補給で、車で先に休憩所に行って準備して待つ役割だった

第一回目は、鳥居強右衛門の家系の子孫をあるきっかけで知っていたので
ゴールの長篠城で待っていてもらった

それにしても65キロの長距離を走る人ってのは、呆れることに結構いるもので
今年は女性ランナーも多かったようだ

ところで次の日曜日(11日)には鳥居強右衛門役の岡崎体育氏と
亀姫役の當真あみさんのトークショーが文化会館で行われる
応募多数のため抽選となっているが、果たして自分は当たっているか、、





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週と来週は新城が舞台(どうする家康)

2023年06月04日 09時08分08秒 | 新城・地元に関すること

今日の新聞のテレビ番組欄の「どうする家康」は、このように紹介されていた

JRの鳥居駅の名前の由来ともなっている鳥居強右衛門が登場するようだ
ドラマ的には後の築山御前の事件に関連するほうが中心の話題らしいが
新城市民としては、どうしてもこちらの方が気になってしまう

今日4日と来週の11日は、設楽原歴史資料館で
大河ドラマのパブリックビューイングが行われるようだ
藤井名人の誕生を待つ瀬戸市民の気持ちがわかるかもしれない
(自分は行く予定はないが)

大河ドラマで新城が舞台になるのは幸運で、
この機会を活かすべくいろんな取り組みがなされている

名古屋地区からの観光客を見込んで、ドラマ放送期間に
新東名高速道路経由の新城長久手直通バスが割安になっている


このバスは運行自体に問題点が多く、あまり賛成できない事業だが
運行している現実を活かすべく方法は必要だと思う
(この方法はありかな!という感じ、ただしこの結果の検証は大事)

そしてもう一つのイベントは観光協会のHPでこんなふうになっている


応募受けつけスタートの日に応募したが、明日明後日のうちに抽選の結果がわかるかも

ということで、現場からの報告でした

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

設楽原決戦場まつり(明日は「どうする家康」で新城が舞台)

2023年06月03日 17時35分37秒 | 新城・地元に関すること

昨日の線状降水帯の被害は隣町の豊川市、豊橋市ではテレビでも取り上げられたが
新城市の我が家のあたりは幸い大したことはなかった

土曜日の今日、気になったのは天気で野外のイベントが心配だった
今週と来週、大河ドラマ「どうする家康」で取り上げられるのがこの新城市絡みで
一つは長篠の戦いの鳥居強右衛門、そして馬防柵の設楽原の戦いだ
そして今日は設楽原の馬防柵付近で「設楽原決戦場まつり」が行われることになっていた



7年ほど前に見たことがあったが、流石に今年は気になって再び現場に足を運んだ
だが見物客は多くなかった
東名高速も新東名も通行止めになっていたり、雨の被害でそれどころではない人が
多かったせいかもしれない
「高速道路が使えなかったので下の道で来たから一時間余分にかかった」
と一部のイベントに間に合わなかった人が嘆いていた

知り合いのスタッフは、自分の川沿いの土地が雨で崩れて本当は祭りどころじゃない
と話しかけてきた

設楽原決戦場まつりは、人を殺す火縄銃の演武だけがメインではない
2枚目のイベントスケジュールにもあるが、戦いで亡くなった人の法要も行われる
自分が以前このイベントを見にきた時は、甲府から信玄に関係する人たちが
やってきて法要に列席していた
今年はこんな天候だったせいか、それともコロナを気にしてか、、
どうやら来なかった雰囲気(?)

馬防柵はこんな感じのもの



ここで1575年有名な戦いが行われた


行われたのは旧暦5月21日で今の暦にすると7月のころだ


火縄銃の演武はこんな感じ 
今年はうまく撮影できなかったので前に撮ったものだ

今年は

多くの人が亡くなった戦いなので、勇ましい姿だけに注目されるのは良くない
亡くなった人の魂を鎮めるためにお盆に行われるのが、信玄塚の火踊り(ひおんどり)
やはり戦いは良くない

だが、現実的に新城の知名度をあげているのは「長篠の戦い」と織田徳川連合軍が
火縄銃の攻撃で無敵の武田軍を破った「設楽原の戦い」で
これこそが地味な新城市がアピールできる全国区の出来事なのは間違いない

現場には知り合いの顔がチラホラ見られた
子どもが武者行列に参加するので見に来た親御さんもいたが
多くはお年を召したボランティアの人たち
このような人のお陰でイベントや施設の管理がなされている

これで明日になれば「どうする家康」では長篠の戦いで
鳥居強右衛門が登場するらしい

例の大河ドラマ出演者によるトークショーは、現状1500ほどの応募があり
一人2名までだから3000名が入場の権利を待っているとのこと
ここまで多ければ、抽選に外れても喜ばしい気持ちになれる感じ
(と言っても当たったほうが良いのは当然だが)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

想定以上の応募数(どうする家康出演者によるトークショー)

2023年05月29日 09時18分16秒 | 新城・地元に関すること

新城市の第4日曜日は軽トラ市
町の中心部を歩行者天国にして、軽トラックに積んだ商品を
のんびりと客と会話しながら販売している

ここにいけば色んな人と出会う
観光協会の人(同級生)、市長、議員さん、市の職員
日曜日なので堅苦しい話はなく、どこかみんな余裕がある様子

出会った人には「応募した?」と聞いている
6月11日の「どうする家康」出演者によるトークショーのことだ
鳥居強右衛門(とりいすねえもん)と亀姫役の二人が
新城文化会館にきてドラマの裏舞台などを話すイベントだ

この話は急に出てきたように思えるが、市は昨年からNHKに
何かないかと相談していたらしい
それが今年の3月に「出演者によるトークショー」を提案され
新城がドラマの舞台となる6月11日に開催することにしたようだ

自分は応募は申し込みスタートの日(5月13日)に行った
ネットのみの応募方法なので、年寄が多い新城市で
1200名も集まるかな、、と心配したが、先日のJA歴史講座の場で
4日間で800の申込みがあったと観光協会のスタッフから報告された

昨日はその後の様子がわかった
聞くところによると応募は1200以上(1応募で2名までだから2400名)
見学はもう完全に抽選の運任せとなる
驚いたのは青森県を除いて、日本のすべての地域から応募があったという報告
そして、日本どころかアメリカからも応募があったらしい
大した広報はしていないのに、どうしてこんなに集まったのか?
と関係者に尋ねると、出演者の(鳥居強右衛門役の岡崎体育さんと亀姫役の當真あみさん)
SNS投稿が効いているとのこと
この二人は全然知らない人だったが、岡崎体育さんのYoutubeを見ると
チャンネル登録者は18万人以上
自分が知らないだけで、結構有名な人らしい

来週(6月4日)と再来週(6月11日)は「どうする家康」の舞台は新城市
どのように扱われるか楽しみだ
でもきっと不満が残るに違いない
もっとこの部分を扱ってほしい、、と地元ならではの思いがあふれると思うからだ

どうせなら、市外の人に以下のことも知ってほしいと思う
天気が雨でないことが前提だが、NHKの放映一日の前の6月3日には、
地元の総中学校生徒の協力を得て設楽原決戦場まつりが行われる
子どもたちは画用紙で作った甲冑を着て行進し
日本中の火縄銃の団体(抽選で当たった団体)は
歴史の教科書にも載っている馬防柵のある場所で火縄銃の演武が行われる

市の広報には貴重なチャンスだから、少しでも多く
少しでも長い間、これらが話題になれば!と思う


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大河ドラマのタレントさんの午前の行動は、長篠城址(?)

2023年05月20日 09時15分57秒 | 新城・地元に関すること

昨晩も防災無線では、6月11日(日)に新城市文化会館で開催される
「どうする家康」 スペシャルトークin 新城 の見学申し込みを
促す放送があった

大河ドラマで鳥居強右衛門役を演じる岡崎体育さんと
亀姫役の當真あみさんを迎えて大河ドラマ初出演の感想や
撮影現場の裏話などが語られるこのイベントは
既に多くの申し込みがあり、楽勝で見られると思っていたが
状況は運任せの抽選となってしまいそうだ(想定外だ)

トークショーは2時からだが、聞くところによると
タレントさんは午前中に長篠城址とか市内を回るそうだ

今朝の中日新聞東三河版の記事にこんなのがあった


そうか、彼らはこれを見に行くのだろう、、
長篠城址史跡保存館は行ったことはあるが、残念ながら何も覚えていない
だが今のタイミングなら、すんなり頭に入っていくかもしれない

この記事の中に1942年(昭和17年)に上映の映画「鳥居強右衛門」のシナリオと
映画雑誌、広告も展示されているとある
地元以外ではさほど有名ではない鳥居強右衛門が映画になったのは
その時代背景があるように思われる(思い込みかもしれないが)

強右衛門のお家の大事のために献身的に尽くし、命をもかけた行いは尊いとされるが
映画にすることによって将来の戦い(戦争)に向けての気持ちを誘導しているような気がする
つまり、お家を国家と置き換えて、忠臣の尊さを過度に要求する空気を作っていたのではないか
と思われるのだ

後の時代になって当時を批評することは、公平ではないかもしれないが
その時代の空気は実は些細なものから、良いも悪いも関係なく
徐々に醸成されていくと思う
だから、気がついた人はそれに対し警告を発しないといけないだろう

新城市民としては鳥居強右衛門が注目されて
何らかの観光とか経済的な効果があることを望むのは当然だが
それでも、現在の防衛費のアップを始めとする
それいけドンドン的な風潮に利用されないかと
ちょいと危惧を覚えてしまう

それにしても、このイベントの観覧希望者は歴史よりも
タレントさん見たさの方が多いかもしれない
現実はそんなもんだろうが、結果として少しでも新城に有益であれば
と願うばかりだ

それにしても、鳥居強右衛門の扱いは、、、難しい

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする