パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

あやとり(幸せな子供時代)

2013年04月18日 20時28分04秒 | 徒然なるままに

昨日埼玉に嫁いだ妹が我が家に帰ってきた
1年に1度、もしくは2度 
ほとんど同じような時期に訪れる
今は元気だけれど、高齢の母のことが心配なのだと思う

この妹が帰ってくると近隣に住む姉と妹も
我が家に集まってくる
昨日、今日と賑やかな幸せな時間が過ぎた

とりわけ昨日話題に登ったのがあやとり
新幹線の中が退屈であやとりしながら
時間を潰した妹が母にも下の妹にも
「これできる?」と振ったがはじまり

これがヒット大盛り上がり
二段梯子、4段梯子、ゴム、箒、一人あやとりなどなど
大きな声でああでもない、こうでもないと
先生役になったり生徒役になったり

何年ぶりにやってもやってるうちに
思い出したらしく何やら形になっていく
母もなんか変だが、それらしい指使いをしてる

自分も何かできるかとやってみたが
2段梯子と箒はできた
姉妹に挟まれて育ったせいもあるのだろうか

昔の記憶は忘れないが最近の記憶は定かで無いのが
歳とった者のパターン
妹も母も昔のことだから割合覚えている

だが、その盛り上がったのは
彼女らがおそらく一番幸せだった時を
振り返ることが出来たからではないのか

母も父も祖父母もいて皆優しく見守っている
他愛もない話も聴いてくれて
今思えば安心感に満ちた生活
そんな時代を思い出したのではないか、、

おそらく人生の中で一番幸せな時というのは
岩崎恭子さんのようなエポックメーキングな時ではなく
ありふれた日常の自分を認め見守ってくれた子供時代ではないのか

子供時代
その時代を幸せに愛されて過ごした者は
決して最後に間違った判断をしない
何故か信念に近い感じでそう思う

ところで、今の子供達は幸せなんだろうか
(余計なお世話?)

コメント
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