最近知ったばかりだがアメリカにはQAnonという言葉がある
検索するとすでに幾つかのページがあって
QAnonという呼称は、インターネット掲示板「8Chan」で、ある投稿者が「Q Anon(匿名のQ)」
と名乗ったことに由来する。匿名のQは政府高官を自称し、陰謀を暴露する暗号文を残していったとされる。
との説明がなされている
簡単に言ってしまえばある組織が世界をコントロールしているという「陰謀論」の類を
まことしやかに拡散する人たちのことだ
このQAnonの動向がアメリカの中間選挙に影響を与えているとのことだが
明日にでも結果がでる選挙がどうなのかわからないが、ふと感じたのは「歴史は繰り返される」ということだ
かつて「シオン賢者の議定書」というものがあった
ユダヤ人が世界征服を計画・目論んでいるとする文書で、一時期ヨーロッパに広がり
これがナチスのユダヤ人のホロコーストにつながった原因の一つとされている
現在はこれは全くの偽書であることがあきらかにされているが
同様な眉唾な話は日本でもM資金の噂が浮かんでは消えている
実際のところ、人は何故いつの時代も陰謀論を創造し、語り、それを好んで受け入れるのだろう
人には「作話能力」があって、それを肯定的な捉え方をしているのがベルクソン
しかし、善悪の両方を最初からもつ人という生き物は、ある時は加速度的に片方に傾く
それは難しい話よりも簡単な話のほうが受け入れやすい
つまりは仮想の敵(しかも固有名詞をもった)を作るほうが、想像上の危機感や悪を説く人々よりは
ずっとわかりやすく、気分的にもスッキリするからなのだろうか
最近の人はどこか物事を深く考えず、なんでも白黒、敵味方をつけたがる傾向にあるようで
これは自分の住む国や市でも度々見られる
そこで、思い出したのが国会前のデモで見かけたプラカードのことば「正気に戻れ!」
それにしても他国のことだから口出しは出来ないが、アメリカという国は、、、