パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

復習の時間(ポール・マッカートニーの)

2018年11月10日 11時02分05秒 | ポール・マッカートニー

済んだ後の復習が定番になっているこの頃
ポール・マッカートニーの名古屋ドームライブのそれをおさらいしてみた
あのライブで印象に残ったのは「Letting Go」
ホーン・セクションの気持ち良い吹きっぷり
あれはどのアルバムからだったのか、、と引っ張り出したのが

「マッカートニー」と「ヴィーナス・アンド・マース」

「マッカートニー」の中の一曲ではないことはわかっていたが、そのこととは別に
あの日演奏された曲の中に入っていなかった「テディボーイ」が、
どういうわけか自分の頭の中には演奏されたことのように記憶に入っていたので
気になって「テディボーイ」の入った「マッカートニー」を引っ張り出した

久しぶりに通して聴く「マッカートニー」は全体として散漫な印象
アイデアはいろいろ見られるし、時に素晴らしい曲もあるが、ポールの中に迷いがある感じ
ライブ映えする「Maybe I'm Amazed」よりは個人的には「junk」が好きだな
The Lovely Linda」「 Teddy Boy」も久しぶりに聴いて面白かったが
更に面白かったのはインスツルメントの一曲「Momma Miss America
これから先の萌芽が見られる感じ

「ヴィーナス・アンド・マース」は先日のライブを思い起こす感じの音圧
「Letting Go」だけでなく、アルバム全体がライブっぽい感じでイケイケな感じ
ただ自分はこの中では「You Gave Me the Answer」の鼻歌みたいな曲とか
刻まれたリズムが印象的な「Call Me Back Again」みたいな曲が好み
でもライブ映えしないから、演奏されることは無いだろう

調子が出てきたので「スピード・オブ・サウンド」も引っ張り出してきた
おっと、「バンド・オン・ザ・ラン」も、聴かねば
特にB面のPicasso's Last Words (Drink To Me)  の「ホ・ヘホ」と突然回帰するところとか
(ライブでやった)「Nineteen Hundred And Eighty Five」が終わった後
「バンド・オン・ザ・ラン」と歌われているところは聴き逃すまい
(ライブの時は続けてバンド・オン・ザ・ランと歌えばよいのにと思ったりした)

ということで、土曜の午前はポールの復習の時間

コメント
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