パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

結果がすべて(コスタリカ戦のスタメンと気持ちの持ち方)

2022年11月28日 09時33分31秒 | サッカー

日本はコスタリカに0−1敗戦
圧倒的に攻めながら一本のシュートで奈落の底におちた
こうした例はサッカーでは時々あって
決める時に決めないとこうした結果になる

先発は上田彩世がトップで右に堂安、左に相馬
トップ下に鎌田
ボランチに守田と遠藤、DFは長友、吉田、板倉、山根
そしてGKは権田

スペインに大敗したコスタリカは守りに徹すると思われるので
ポストプレイも出来ると期待した上田だったが、、
短期の勝負は勢いに乗ったほうが良く、あまりメンバーをいじらないほうがいい
しかし、疲労もあり全員で戦う姿勢とかラッキーな選手を使う意図も見えた

ただ心配なのはこの組わせであまり試合をしていない
相馬はスプリント力があって闘志が表に出ていい選手だが
最後のパスがイマイチ不正確だ(グランパスでも)
どちらかといえば細かなパスも難なくこなす久保の方が的確と思えた
(短いパス交換の得意な選手が揃っていない気もした)

上田のプレイが全然効いていなかった
上田に通すパスもずれて、堂安は気合が入りすぎのように見えた

残念なのは、時々あるが滅多にはない最悪の結果になってしまったことだ
スタメンをいじりすぎたのがミスと言われても仕方がないのかもしれない
(勝負の世界は結果が全てで監督の采配は批判されても仕方ないが
 森保監督はみんなんで戦う選択は間違っていないと断言しているらしい)

気持ちを引き締めて!と言ってたものの
ドイツ戦後の喜び方も問題があったかもしれない
あのドーハの悲劇の試合の前の試合は韓国戦だった
長いこと肝心なところで勝てなかった韓国に三浦知良の得点で勝った
それで、ワールドカップに行けると今回のドイツ戦の様に大騒ぎした
まだ決定していないのだが、心は舞い上がってどこか平常ではなかった
この時の様子と今回はよく似ている
まだ何もなしていないから気持ちを引き締めて、、
と口ではわかっていても身体がついていかなかったと思われる
大喜びしたい気持ちはわかるが、それを抑えてトータルで予選突破を考える
というのが、今回の辛い経験になるのかもしれない

ドイツ対スペインの試合をAbemaで見た
すごい試合だった
クオリティが別格で時間の経過があっという間だった
スペインはパスが信じられないくらい繋がる
プレスに来ても交わし、前が空いたと思ったら縦に早い
ドイツはドイツであくまでもしぶとい
後半にスペインに入れられたが、ひたひたと押し寄せるドイツの底力でついに同点

正直なところ、こんなチームと日本は戦ったのか!と改めて驚きを思える
そしていつになったらこのレベルに追いつけるのだろうか、、
と絶望感すら覚えた

まだ一試合あるが常識的にはグループ突破はかなり確率は低い
でもしゃにむに戦い、そこで選手が自らの身体で体験するもの
監督が次に進むために必要なものを再確認することはいい機会だと思う

スペインとどのくらいの試合ができるか
あのパスワークに精神的にやられずにいられるか
そのあたりも注目ポイントだ
それにしても手にしたいサッカーの世界はlong long way to go だ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする