青森駅は雪の中

この景色を見て条件反射のように頭に浮かんだのが「津軽海峡・冬景色」だ
「青森駅は雪の中〜」
ホント歌そのものだ！と、この写真を撮ったのが11年前
会津から函館への旅の途中でのこと

彼のファンが良くするように、自分も土方歳三の訪れた場所を追いかけた
足の怪我でしばらく滞在した会津若松
そして最期の地となった函館
電車のぼーっとできる時間が好きで、東北新幹線で沿線の風景を見ながら
特技の眠りもせずに思い出に浸ったり、あれこれ感じたりした

時間が経過した今、覚えているのは例のごとく変なこと
仙台駅の近くでお墓が見えたが、その墓石の色が黒っぽいのが多かったこと
（自分らの地区はあんなに黒い色は多くない）

この青森駅は歌のおかげでよく覚えている
だが青森駅は乗り換え駅で、改札から外にはでていない
青森の印象は「青森駅は雪の中」だけだ
不思議なのは、帰りにも青森駅には寄ったのに、その記憶があまりないことだ
旅はそんなものかも知れない
行きは好奇心で見るものすべてが新鮮だが
帰りは「旅は家（自宅）の良さを実感するため」モードになっているのかも知れない

「津軽海峡・冬景色」は本家石川さゆりさんもいいが
車の中ではアンジェラ・アキのそれを聴くことが多い
助手席にに座る偉い人は「変な歌い方」といつもこぼすが