富士山が帽子のように見えるコンビニが絶好の写真スポットになって
地域の人の迷惑になって、ついにはそれが見えないように看板を自治体が建てた
人はそこまでして(迷惑をかけてまで)写真を撮りたいか、と思ったっりするが
思い出してみると人のことは言えないかもしれない
その場所に行った人は必ず撮影する写真
それを自分もしていた(ただし、迷惑はかけていないと思う)
ディズニーランドのお城のモデルとなったドイツのノイシュヴァンシュタイン城がそれだ
この写真撮影の場所(マリエン橋)の混雑状況はこんなだ
ご覧のようにすごく混んでいる
だが、それを承知の上で撮影する気持ちはわかる
そこからのノイシュファンシュタインの美しいこと
正直なところ、それを見るまでは少し馬鹿にしていた
通俗的な観光スポット、、まあ、せっかくだから見てみるかくらいの気持ちだった
それでも出かけたのはこの城を計画したのがヴァーグナーの魔力に囚われてしまったルードヴィッヒ2世で
城にはヴァーグナーの楽劇やオペラの場面を彷彿とする部屋があると聞いていたからだ
つまりはヴァーグナーへの興味から訪れたのだった
だが、橋から眺めた城は本当に綺麗だった
ルードヴィッヒ2世は夢のような城を建てたかった気持ちがわかる気がした
そしてこの美しさを求める感性は、きっと孤独ものにならざるを得ない気もした
そして実際のところ、彼はそのような人だった
この橋からの撮影は春・夏・秋・冬 いずれも味があって良いようで
許されるものならトライしてみたいと思う人がいても不思議ではないと思われる
ということで、今日も昔の出来事の振り返り
11年前の6月14日は、フュッセンのノイシュファンシュタインに行った
この日の出費は、ノイシュヴァンシュタイン見学バスツアー、
城内見学料、お土産、昼食、晩ごはんなど(ホテル代抜き)で75.4€だった
(出費記録をつけていた)
浪費家なのか、ケチなのか、、、どうなんだろう