パンセ(みたいなものを目指して)

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調べてほしい調査(追加分)

2021年02月17日 08時54分54秒 | あれこれ考えること

先日、首長等の選挙において調べてほしい調査のことを取りあげた

それは、候補者の知識が全然ない無関係の地区の人に
1.顔写真だけ見せて、どの候補者が首長にふさわしいと感じるか
2.テキスト化された政策だけを読んで、どの候補者が首長にふさわしいと感じるか
3.政策と顔写真の組み合わせは一致したか
を調べてほしいというものだ

人の生き様は表情に現れるとか、人が得る情報は殆どが視覚からくるものとされるが
そうしたものは現実世界でどのくらい正しい選択として発揮されるか
(調査は投票結果とどのくらい一致してるか)
当たり前のようにマニフェスト選挙が推奨されるが、一般人にマニフェストの良し悪しが
理解できて選択できうるのものか
また人の風貌とマニフェストの一致などの直感はどの程度正しいものかなどと
お気楽にここで投稿した

今になって更に追加して調べてほしいことが見つかった
それは、先の3つの問に追加して「世論調査の結果」を知らせた場合と
知らせない場合では選択にどのような違いが見られるかという点だ

風貌とマニフェストの組み合わせを明らかにした上で
世論調査では誰それが有利となっているといった情報を与えた場合
人はどのような選択をするのだろうか、、
つまり世論調査結果を知ったあとで、再度誰が首長にふさわしいか?
と聞いたならば、人は最初行った選択とどのくらいの違いが生ずるものなのか

現実社会では世論調査の結果を知ってしまうことは避けられないことだが
その影響力は、どのくらいのものか知っておくことは大事なことと思われる

ここで独断と偏見による決めつけ(?)だが、自分は世論調査の情報は
馬鹿にできないくらい選択に影響するものと想像する
第一感で選択した人物を、世論調査を見聞きしたあとでは自分の判断に疑いをもち
みんながそう思っている人を選んだほうが無難と考えるようになるのではないか

これは投票行為としては自分が選んでいるようだが、実は何かにコントロールされている
という事態になってしまわないかと不安を覚える
もっとも現実は常に何らかの情報が飛び交い、それにより人は完全に公平な判断はできない

ここで肝心なのはこうした中でも自分の判断(あるいは直勘)を信じるか否かの問題で
自分を信じるためには自分を信じる根拠が必要になる
自分を信じる根拠、、
もしかしたら根拠のない自信も必要なのかもしれない(経営者のような?)
あるいは生きてきた中での経験(そこで得た直感とか知恵)を信じようとする気持ちかもしれない

話があっちこっちしてしまったが、大学の政治関連の学部はこうした第一感の選択と
世論調査の影響の研究、どこかやってくれないかな
面白いと思うのだけれど、、、




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