パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

平均年収、中央値、モード(昨日の続き)

2014年11月28日 19時31分34秒 | あれこれ考えること

昨日取り上げた問題 気になってので調べてみると
厚生労働省からデータがでていた

(平成23年1月1日から1231日までの1年間の所得 )


データは こちら

2 の所得の分布状況のグラフを見ると
平均年収は 548万2千円
中央値はそれより低くて 432万円
そして最頻値(モード)は 300万~400万円

これを見ると 本当に平均だけを知っただけでは
片手落ちなことがよく分かる

メディアや経済評論家と言う人々は何故
この現実を声を大にして言わないのだろうか?

発表する立場の人は多分平均のずっと上の収入だから
庶民の感覚は関心がないのか 

庶民も少しづつ賢くなって
数字のマジックに惑わされないようにしなければ
いつまでも都合いいように振り回されてしまう 

ところで経済が良くなって
下にお金が回るかと言う問題

経営者と言われる人々はお金が貯まると
(企業にお金が貯まると?)
次の投資よりは節約しやすい傾向にあるとか
あるいは消費に回らずに金融に投資して
金が金を生む世界を活発化させるだけ
と言う意見もある

我々は政治家だけに頼らず、
少しでも賢くなっていかないと
いつまでも逃れられない世界の住民になってしまう

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