パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

ペレさんのこと(日本戦で覚えていること)

2022年12月31日 09時09分31秒 | サッカー

ペレさんが亡くなった
サッカーの神様と言われる人で、印象的なのは白黒の録画の
ワールドカップのスウェーデン戦の得点
(有名な得点シーンなので録画を見ただけだが)
ゴール近くで受けたボールを浮かし相手をかわしシュートを決めた
まるで漫画のようなプレイで、セレッソ時代の柿谷が
シーズンベストゴールを受賞したゴールみたいだが
もう少し優雅できれいだ
この時ペレは10代だった
若い時の発想力の凄さをまざまざと感じると同時に
それを実現する技術の高さにも驚きを覚えた

ペレさんは来日して日本のチームと戦ったことがある
その時、印象に残っているのは2つのプレイ
彼はコートの中央近くにいてゴールに向かって走っている
左サイドの味方から来たパスを受けドリブルをすると思った瞬間
彼は触らずスルーした
思わずハッとした
そしてこの瞬間を見れただけで、この試合を見た価値があったような気がした

そしてゴールシーン
相手と競り合いながら縦に走っている彼は
少し浮いたボールを頭で自分の有利な位置に持ち込んでシュートを決めた

観衆やテレビを見ている人が期待した得点を
あっさりと果たしてしまうのは
得点が入りにくいサッカーというゲームにおいては
特異な才能なのだろうと思う

今年はサッカー界の変化の年だったかもしれない
メッシが最後のワールドカップで優勝し
クリスティアーノ・ロナウドも選手生命の終わりに来ている
ベンゼマもアザールも、、次の時代のスターに席がとって変わられるようだ

爆発力のあるエムバペはこのあと、どんな活躍をするか
日本の三苫は順調に成長するか  などなど
興味は未来に向かっている

それにしても、日本はストライカーを育ててほしい
センターでどんと構えるならレヴァンドフスキみたいな選手か
ポジショニングで勝負するならインザーギみたいな選手を
4年の間で育てられるというか、発見できるだろうか
(やはり関心は日本のことになってしまう)


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