「マスゴミ」と言って既存のメディアを批判する人は右派、左派のどちらが多いだろう
お互いに被害者意識の方が優先するので、どちらもありそうだ
ちなみに自分もマスゴミとまでは言わないが、メディアに不満を覚えることはある
それは「〇〇はこう言った」という内容の記事(報道)やめてほしいと思っている
〇〇と言ったのは事実だとしても、その内容は発言者の解釈に過ぎないし
一般化できるものではない
だがそれが報道されるといつの間にか真実と思われるようになってしまう
ところで右派左派と簡単に分けてしまったが、右の人は右翼とは呼ばれるより
自らは保守と思っていて、左の人は左翼ではなくてリベラルと呼ばれたい
と思っているのではないか
定義付けする必要があるかどうかはわからないが
このあたりの当事者意識のヅレは相当あるように思われる
つまり左から見ると〇〇さんは保守ではなく右翼(本人は保守と思っていても)
右から見ると△△さんはリベラルではなくて左翼(本人はリベラルと思っていても)
どうでも良さそうなことだが、これが相手側を批判する時には大きな武器となる
つまり右翼も左翼もどちらかといえば好ましいイメージではないからだ
そしてSNS上ではこの区別はそれなりの影響力をもつ
ところでテレビメディアに不満は、本当のことを伝えないというよりは
登場するコメンテーターによってその局の方向性が見えてしまうことだ
田崎史郎氏は何故あんなにどの局にも登場するのだろうか
フジテレビは現政権寄りの人物を多く登場させる
日本テレビも番組によってはかなり異様な人選だ
(政治番組ではなくお笑い番組として扱っていると言うだろうが)
左右の見え方の違いがあるとしても、偏った放送で電波停止を脅かされるのは
左がかった意見(どちらかといえば政権批判)の方だ
それに対し左を批判する内容は偏っているとして扱われない
これは薄々感じている人も少なくないだろう
ところで昨日の兵庫知事選
結構大差で齋藤氏は再選したが、対抗馬の稲村さんは実感として
「いったい何と戦っていたのだろう?」と口にした
確かに異様な選挙だった
パワハラの事実はなかったと断言したSNSが一気に伝わったが
それは正確には正しくない
百条委員会はまだ結論を出していないからだ
(あったかなかったか両方の可能性を残したままで、今後百条委員会は再開されるそうだ)
だがその百条委員会自体が怪しいと言い出すのだろうな
SNSは選挙に関して強力なツールとなったことが都知事選、今回の選挙で明らかになったが
本当のことを伝えないとする既存メディア批判があるように
Youtubeを始めとするSNSも本当のことを伝えているとは言い難い
困るのは人の感情を煽るのは悪口の方で、それは一気に拡散する
良い話はなかなか伝わらないというのが人間社会の常だ
だからこそ、戦術論としてデマとか感情を煽る内容が
これでもかと思えるくらい出てくるのだろう
これからの社会に必要なのはメディア・リテラシーだ
嘘・本当を見切る力と総合的な視点からの判断力
それらが必要だとつくづく思う
ところでSNSに影響を受ける人と受けない人の読書量は
もしかしたら結構違うのではないのか!と不意に浮かんだが
だれかこの調査をしてくれないかな
面白い仮定だと思うのだが、、
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