パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

真空管の寿命のせいではなかったが、、、

2014年01月18日 15時24分48秒 | オーディオ
在庫がなくなってきた!
との脅しのコメントに負けて
購入してしまった300Bの真空管

FULL MUSICの製品

オディオショップの人の話によると
安い中国製のもあるけど危険がいっぱい
このくらいの価格の商品にした方がいい
とのことで、ついネットで購入

元々はこのアンプ(Woodham2.0 300B)の調子が悪くなったせい


電源を入れた時にブーンと音がするし
しばらくするとボゾボゾとノイズが発生
最初のブーンという音は無視してレコードをかけていると
気にならなくなるが、ボソボソは出たりでなかったりする

5年半使っているから、もしかしたら真空管の寿命かも知れない
しかし、他にも原因があるかも知れないので
一度メンテナンスとチェックをしたほうがいい
とはオーディオショップの人の意見なのだが
メンテに言ってる間が1ヶ月以上と聞いて
そんなに音楽なしの生活は辛いと思い
とりあえず原因の一つの可能性のある真空管を手に入れることにした

以前のものは

ウエスタン・エレクトリック製の復刻型

このウエスタン・エレクトリック製というのが300Bでは有名らしいが
正直なところ自分はオーディオマニアでは無いから
そんな基礎的な知識もなかった
ただいろいろ相談しながら
音楽が音楽に聞こえる物を求めた結果が
この製品に当たっただけ

確かに購入した時はレコードを聞くのが楽しみだった
ドラムスの革を叩く音、サクスフォーンの息と一緒に出てくる感情のこもった音
どこまでも伸びやかなパヴァロッティの声

しかし慣れてしまうとそれが当たり前になって
最近では特に何かを感じるというのではなく
こうしたノイズが気になってきたというところ

どうやら真空管はマイナーな商品で
補充がどんどんきく商品ではないようだ
そこで冒頭の脅しのコメントになるのだが
臨時の出費で痛いが、将来の製品不足を考えると仕方ないと言ったところ

早速真空管を取り替えて聴いてみた
エージングができないうち音自体は
馴染んでこないかもしれないと覚悟しながら聴いてみると
思いの外スッキリしている

真空管の違いでずいぶん音が変わる
とまでは今のところ感じるわけではないが
何よりも感じたのは音がパワフルになったこと
つい最近の音よりずっと前に出ている
低音も馬力のありそうな音
そういえば購入した当初はこんな迫力ある音だった
と思い出したりしたが、考えてみると最近は
ちょっと力不足っぽい感じがしてた
(大きな音量にすれば音は出るけど全体の情報量と言う意味で
 不足気味ということ)
こうして比較するとやっぱり真空管も疲れていたのか
と思わないでもない

ところが残念、音楽が終わって静かになったところで
ボソボソの音が、、、
結局、真空管のせいではなかったということ
アンプの他の部分のせい
やっぱり点検、メンテナンスは必要ということになり
真空管の購入は無駄骨みたいに思えるが
パワフルな音の復活で後悔の感覚はなし

それにしても、真空管は常時製造しないのだろうか
ウエスタン・エレクトリック製の300Bはオークションで
馬鹿みたいな価格で取引されるという
そんなに引く手あまた(?)なら
もっと生産してもらえると、こちらも変な心配をしないで
安心して真空管アンプを使い続ける事ができるのだが、、

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