今朝(3月22日)新聞に折り込まれていたチラシがあった
それがこれ
しかしよく考えると、このチラシは奇妙なことがある
この事業は3月31日の実証実験で一旦切りになっていて
その後については新年度の予算可決を経て継続されることになっている
事業は先日の議会で可決し来年度も継続することになった
ところが議決されたのは、3月19日の午後だ
このチラシが折り込まれたのは今朝の3月22日
何が奇妙かと言えば、普通チラシの折り込みは前もって販売店なり配送センターに
届けておかなければならない
だいたい二日前くらいに届けるようになっている
土日とか祝日が入るともう少し早く届けなければならない
今朝のチラシは間(あいだ)に春分の日が入っているので、だいぶ前に販売店に持ち込まなければならない
ところがこの事業にゴーサインの議決がなされたたのは19日の午後
どうやらその時にはすでに販売店に届けられていたことになる(常識的にはこのように想像できる)
折り込み手配だけでなく印刷のことを考えると、随分前から委託企業は継続か中止かわからない状態で
印刷を進めてしまっていることになる
仮に議決されずに事業中止となれば、販売店はこのチラシの折り込み中止せざるをえないし
それをするのには大変な労力がかかって、現実的には一部は不可能な地区も出てきそうだ
でも折り込みの手配はすでになされている
継続か継続かがわからない状態で、どんどん進めてしまっているのは何故だろう?
と考えるのは当然のこと
委託会社は予算案が可決するに違いないと覚悟を決めて印刷・折り込みの手配したのか
それとも何かの確証があって物事を進めたのか、、
いずれにしても、時系列的にはとても奇妙なことだ
このことを普通に考えると、議会は馬鹿にされているとか軽視されている
と怒りを覚えるのが普通だと思えるが、わが市の議員はどのように感じたのだろう
(もしかして奇妙だということにも気付かない?)
1 議会は馬鹿にされているとは思わない
→「議会は市長に絶大な信頼を得ているから、議会の審議は必要ない!賛成しかない!」と思っているのでしょう。
2 (もしかして奇妙だということにも気付かない?)
→完全に、当たり!です。 理由は上の1です。
ちょっと前の定例議会の最終日に、この名古屋行き高速バスについて
わが市の議員の一人が、力を込めて次のような発言をしました。
「新城市長の政策について新城市民はタイコバンを押している。名古屋行き高速バスはドリームバスだ。高速バス継続に大賛成する」
・市長のやることに市民はタイコバンを押している。
・当然、議会も市長のやることにタイコバンを押している。
・審議はしないで、当然、出された議案にすべて賛成する。
・自分たちの仕事はケツを取るときだけ行動することだ。
と思っているようです。
これがわが市の多数の議員の姿ではないでしょうか?