20年ほど前に出版された本に「国家の品格」がある
内容はすっかり忘れてしまったが、この言葉だけは覚えている
そして今思うのは、アメリカという国は品格は随分下げてしまったということ
それは先日の口論のことで、ただしこれについては評価が別れていて
それぞれの主張とかそれを支持する人たちの属性を調べてみると
なかなか面白そうだ
ひとつ興味深いのは、口論をトランプ大統領に対するのが日本だったら?
と考える人が少なからずいることだ
石破さんだったら、、安倍さんだったら、、現実的な方法は、礼儀として対処は
どうしただろうか?などなど
ただ言えることは、あれだけ対立を鮮明にする覚悟は日本は取れないということは
共通している気がする
それは礼儀として、それとも現実論として、それとも問題を先送りして、、、
あの口論については、日本語訳(字幕)もトランプ大統領の言い分を多めに流しているので
ゼレンスキー大統領の意見も同様に字幕に現れると、少しイメージが変わりそうな気がする
ところで、口論となったきっかけを作ったのはバンス副大統領だとの見方もある
そのバンス副大統領は休暇でスキー場に向かった時に、道沿いで待ち構えていたのは
バンス副大統領対する抗議のメッセージを掲げたデモだった
これはX(旧ツイッター)に投稿されたの見たのだが、アメリカ国内でも
自国の大統領ながら批判をするというのは、日本と比べると、、どこか流石との思いを覚える
また別のXには退役軍人が自己の経験を思い出しながら、死にゆく多くのひとがいる
ウクライナ人の心情を想像して、アメリカ人としての寄り添うところがないと思われることに
恥ずかしいとか投稿する人もいた
もちろん、優先すべきは即時停戦でゼレンスキーは現実がわかっていないとの投稿も少なくない
ただ現実ということを思うなら、プーチンは約束を守らないと判断することも
考えられる(現実と思える)ので、それなりの武力のバランスによる
抑止力を確保することは、好ましくなないとしても現実対処法のような気もする
今朝のワイドショーでは、自分と同じように従来アメリカが保持してきた
一般化しうる倫理、正義、平等、といったものが一気に崩れてしまったようだと
感想を述べた人がいた(その他にもXでもそのような人を見かけた)
ところでオールドメディアは真実を伝えないと批判する人たちの中では
とりあげてほしい日本国内話題は「財務省解体デモ」だろう
突然出てきたように思われるこのデモは想像するに「ザイム真理教」
を信奉する人たちの正義感によって行われていると思う
だが財務省の人間は叩かれっぱなしで、弁解とか反論の機会というのは
一体どこかにあるのだろうか?
それなくして一方的に財務省の人間が悪いとするのも、随分乱暴な考え方のような気がする
仮に財務省の人間が省益のみの発想の人間が多いとしても
それをコントロールする力を持つのは政治家のほうだ
つまりは、デモの対象は実は政治家に向けられるべきでなないか
とも思う
それにしても、世界は本当に分断に向かっているようだ
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