パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

マルクス(資本論?)が気になるこの頃。

2006年08月10日 21時45分11秒 | Weblog
有名だが読まれる事の少ない本のひとつ
マルクスの「資本論」
いったいどんな事が書かれているのか
全然分らないし興味もなかった分野なのだが
最近、急に気になってきた

高校時代に倫社の時間に習った時には
「疎外」という言葉があったように記憶しているが
内容はトンと頭に入ってこなかったようだ

しかし、今こうして暮らしていて
実感として
(人間の自己疎外とは、人間が人間性を失う事である
人間の社会関係がつくり出したものが、逆に人間を支配する
人間は、自分たちのつくり出した物、例えば、
貨幣を蓄積するために、非人間的な事を、平然として行う。
金を巻き上げるために恋愛で誘惑して、結婚を迫られたために
焼き殺した男がいるという。
もっとも人間的なものが、金を得る手段になっている。
金銭の支配力が、人間の生命の尊さを忘れさせる。
また、利潤のために、生活が奪われる。、、、、、、)
「向坂 逸朗著 資本論入門から」
などという説明は、悲しいくらいによくわかる

いったい世の中の何がおかしいのだろう?
洞察力にみちたマルクスはいったい何を説明し、
何をしようとしたのだろう?
そして、小市民の自分は何が出来るのだろう?

自分は、お金は持っていないが言ってみたい
「お金なんかに支配されたくない」と
「結局はお金だよ」というのが真実だとしても
思い切り『ノー』とやせ我慢をしてみたい。

出来るだけやってみるとしますか!

コメント
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