パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

週刊誌の広告はなぜ目立つのだろう

2006年08月23日 21時14分50秒 | Weblog
決してきれいなレイアウトではないし
写真がふんだんに使われているわけではないのに
(むしろ文字ばかりなのに)
新聞の週刊誌の広告は何故あんなに目立つのだろう

しかし、よく考えてみると
目立ったり、気をひくのは悪口、批判の分野の内容のときが多い

「人の不幸は蜜の味」
どうも人間は残念ながらこんな面があるのは事実だ
(反対に、人の不幸に真剣に同情し涙を流し
なんとか力になるべく汗するのも同じ人間なのだが)

つまりは、矛盾した感情を持つものという事になるのだろう

だが、最近はこの負の部分の方が
あまりにもセンセーショナルに扱われてはいないだろうか

特に芸能ネタは、思い切り持ち上げておいて
これでもかというくらい落とすパターンが多い

それは人の欲するものを提供するという仕事とはいうものの
若干違うのではないか?という気がしてならない

実は、負の部分はこんなに表立って
おおっぴらにされるものではないんじゃないか
という気がする

隠れたところでヒソヒソと囁かれるくらいの方が
まともな感じがするのだが!

負の部分をあまりにも多く扱われると
それを喜んで消費する自分も、
実は嫌な人間であったと
再確認させられるようで
少し情けなくなってくる

なかなか善人にはなれないようだ!
コメント
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