季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

焚き火

2009-12-11 20:08:21 | 暮らし Daily life
今朝医者に行ったら、まだ喉が腫れているらしく無理をしないでおきなさいと言われた。
インフルエンザはインフルエンザ自体もだけど、その後に他の風邪に罹りやすく長引きやすいので要注意だ。
おとなしくする事にする。
丁度インフルが発覚する前に買っておいた本。

BE-PAL (ビーパル) 2009年 12月号 [雑誌]

小学館

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私は自分は今はあまりアウトドアではないが、アウトドアグッズを見るのとアウトドア雑誌を読むのが好きだ。
BE-PALは新聞の広告を見て面白そうなテーマだったら買うことにしている。
買ったらもう隅から隅までじっくり読む。
今回のテーマは「焚き火」。

ああ、私は焚き火が好きだ。とても好きだ。
しかしここ何十年も焚き火をしていない。

子どもの頃家の前に小さな山があって、そこは私の大好きな遊び場だったんだけど冬はそのアカマツ林の枯葉や落ちた枝を拾って集めて大きな焚き火をした。
普通に家の前の道路でするのだけど、今ならきっとダメだと言われるだろう。
それは山の掃除にもなってるんだけど、子どもの頃はそんな事はわからないから
ひたすら燃やす物を集めた。そして火をつける。
父は何でもそういう「仕掛け」の時は破格な大きさを狙うので
焚き火もたいへん大きい。子どもの背の高さもあるくらいに結構大きな枯れ木まで積んで下から火を入れる。

物が燃えるのって理由もなく楽しい。
化学の先生をしていた時に、ある学校で一年生の一番初めに「燃焼」の実験をするのだが、みんな目の色が替わる。
特に男子達。記録するのも忘れるほどにいろいろな物質に火をつけることに執念を燃やす。
燃焼の実験じゃなくてもたまったマッチ棒の芯に火をつけてミニ焚き火をして怒られた生徒は多数いる。
「ボンバー!」とか言って周りで踊り出すやつも出る始末。
燃える、爆発する、色が変わる。訳もなくおもしろいのだ。
私もそんな少年心を多分に持ち合わせているらしく、だから化学の先生になったんだと思う。実験が大好き!!

そんな私の原体験か「焚き火」。
何より外がどんなに寒くても焚き火の近くは温かい。
燃える火を見ていると楽しい。飽きない。
いろんな物を入れて燃え方を見るのも楽しい。
松の葉がめらめらと赤く燃えていく様子は思い出しただけでも楽しくなる。
その上最後には焼き芋まで食べられる。
失敗するとほとんど炭になってたりするけど、それでも甘くておいしい。

寒くなるといつも思う「焚き火やりたいなあ。」
どこか出来る所ないかな?
この近くは住宅地だから全面禁止だ。公園もだ。

焚き火はいいよ~!
きっと焚き火がもっと出来るようになると、理系男子&女子も増えると思う。
それとたぶん不良もちょとは減ると思う。
主婦やサラリーマンのストレスも解消されると思う。
いや~、焚き火教?

焚き火が出来るような世の中になりますように…。なむなむ。
(タミフルの副作用か?突飛な考えをするらしいから。)
Comments (4)
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