ウェストポーチを仕上げる

ずっと前に「ブリージング・グレイス」で作った時の試作品、ポーチ。
長い間仕上げをしないで置いてあった。これをウェストポーチに仕上げる事にした。
裏に皮でD環を付けて、本体の真ん中に縫い目を入れる。
こうすると携帯とデジカメが丁度入るのだ。

　　　　　　　

フェルトに皮と金具ををちょっと組み合わせるだけで、印象がグッと上がる。

　　　　　　　

蓋の部分がのっぺらぼうなので、ボタンホールを付けながら三つ編みの紐で飾りを付ける。

　　　　　　　

出来上がりました。
前はこんな風。横から携帯のストラップ達が出て、それも良いと思う。
（このクマちゃんは小さなポーチを持っていたんだけど、どこかに落として来てしまったらしい。）

　　　　　　　　　

後ろもすっきり。使いやすそうです。
蓋の裏にも小さなポケットがあって、切符など入れることが出来ます。

　　　　　　　　　　　

このナスカンをズボンのベルトを通すループに引っ掛けて使います。
ガンマンみたいにさっと携帯やデジカメを取り出していいタイミングを逃さないように！

ずっと転がっていたものが、使えるように変身したのがうれしい。
ちょっと色は地味だけど、使ってみよう。

バーガンディーのハンチング

ハンドワーククラブの作品の仕上げ。
この頃は週末まで置いておかないで、なるべく次の日から手を付ける事にしている。３日経ったらすっかり忘れてしまう。

このハンチングの作者はずっと見てるだけの参加者でした。
が、一念発起。「あのハンチングが被りたい！」と言う気持ちが膨らんでの参加。
本当はいきなり大物を作るのは無理がある。それでもその心意気を汲んで一緒に作る事にした。

体の細い彼だが、いろんな作業を根気強く丁寧に頑張って続けた。
毎回「もうしんどい！」って言う風になってもへこたれず。

何回にも分けて作業を進める。

最後の形を作るところは手伝ったけど、後はほとんど彼一人で作りました。
自分の頭に合わせて形を作っていくのでピッタリな帽子が出来ます。
やったね！良く頑張りました。

縫い仕事は私がする。
とっても素敵な作品が出来ました。

　　　　　　　

あのね、彼はいかにもこの帽子が似合いそうな人なんです。
ナチュラルの茶とワインレッド（バーガンディーって言った方がいいかな？）。
すらりとして知的でウィットに富んでいる彼。


寒くなるこれから、ハンチングが手放せなくなる事請け合いです。
フェルトの帽子。私もなくては暮らせません。とっても被り心地が良いですよ。