鯛とヘビ

ハンドワーククラブの作品の仕上げ。

鯛が出来上がって、ヒレが一つ足りない事に気が付いた。
尻ビレだ。
見落としていた。
生き物のあるがままの姿を美とし、尊重する私は作って付け足す事を提案した。
作者も同意。

そして尻ビレを作って縫い付けました。これでちゃんとした真鯛が出来ました。
まあ何と！祝い鯛にピッタリ！
めっちゃかっこいいです！！

　　　　　　　

もう一つ。お芝居が大好きな彼の作品。いつもハンドワーククラブ中にも近松門左衛門や昔の映画のお芝居が始まる。歌舞伎や古今の名著にも詳しい彼のレパートリーは広い。
この前は「お夏と清十郎」と言うお芝居の「お夏」を自分がやるから、先生は清十郎をやれという。それじゃ性別が反対だと言ったら、「それがおもしろいんじゃ！」と言う。お夏のせりふを言う彼は本当に面白い。

エジプトでのクレオパトラとカエルの話をしたいらしい。
それでカエルとヘビのパペットを作る事にした。
人形劇をしたいんだって。

カエルはもう出来た。また機会があったら写真アップします。
ヘビ。どうやったら出来るのか考えて型紙を作って。何だか思ったよりいい感じのが出来た。口から2枚に分かれた舌がぴょろんと出てる。

ヘビもカエルもたくさんの昔話やたとえ話にでてくるからいいんだって。

　　　　　　　

これでどんなお芝居が始まるんだろう。
彼はハーモニカもうまいので、音楽と合わせてお話しが進んだら楽しいだろうなあ、と思う。

いろんな人たちの夢が広がり、形になっていくハンドワーククラブ。
面白い。