季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

暑さの夕べのアジアン料理

2012-07-14 21:22:16 | 食べ物 Eat
今日もスリランカ料理に挑戦!
ゴーヤが成っているので、ゴーヤのテルダーラと言うのを作った。
ゴーヤを薄く輪切りにしてカリカリに焼いて料理するので種も食べられるのだ。
ちょっと焦げて失敗したかと思ったけど大丈夫でした。ココナッツの甘味とゴーヤの苦味が相まって美味しかった。

       

ちょうど空芯菜が手に入ったのでもう一つはベトナム風に炒める。これ、シンプルだけど美味しいー!
ニンニクと唐辛子、ナンプラーってなんでも美味しくしてくれるのかと思うくらい。ツルムラサキでやってもきっと美味しいと思います。

       

息子も娘も出かけてるのでこういうのチョコチョコつまみながら夫はビール。
娘は祇園祭の宵山。楽しそう。
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荷物が宝に

2012-07-14 17:10:18 | 心と体 Mind&Body
この頃読んだもの。

この前奈良たんぽぽの家に見学に行った時にフェルトのメンバーに分けてもらった自分史。
「行け行け! 中年!」

       

書くのにヘルパーの人に書き取りを手伝ってもらって1年半かかったそうです。
一番初めに、

みなさまへ
この本の内容は、たまたま障害をもって生まれたおばさんの五十年生きて来た日記です。むずかしいことは書いていません。全部自分が歩いた道を書いています。子ども時代、学生時代、仕事、心の病気、今、にわかれています。みなさん読んで笑って下さい。

とあります。何回も彼女と接していてそのハートの温かさや大きさに感心していたけど、その下にこんなにたくさんの出来事があったのかと初めてわかりました。
もちろん笑ってしまうところもあるけれど、脳性麻痺で生まれて生きて来たその半生はゆるやかではありませんでした。その大きな山を乗り越えて谷を渡り切ってたどり着いた今の穏やかな彼女と私は接しています。

これまでもこういう考えを思いつくことがあったけど、これを読んでそれが固まってきた。
「人は人生で大きな傷や荷物を背負うことがあってその後の人生に大きな負担を強いられるんだけど、人によってそれがある日気づくと大きな輝く宝になっていて、それを他の人に分けてあげられるほどのものになっていることがある。」その宝を観る時に私はまぶしく思う。

その変わり目がいつなのか、どうしたらそれを変える事が出来るのか、それはまだ私にはナゾだ。
あるときある人に「そんなに大変な事があってしんどい人生だったのに、どうして今こんなに素敵な暮らしをしているか教えてもらえますか?」と言ったら
「私たち バカだからじゃない?!」って言ってた。

重い荷物を咀嚼しようともがくうちに何にも考えないで無我夢中でやっているうちにそんな風になってるって事かな?なんて考えたりしています。この考えはまだまだ追求中。

そう言えばここしばらく特に一年くらいの内に、私は数々の人たちにそれまで誰にも話したことのない大切な自分の話をしてもらう事が続いた。それを不思議に思っていたらこの前読んだ本にこんなことが書いてあった。

つるかめ助産院 (集英社文庫)
小川 糸
集英社


小さな島に行きついた女性がそこにある助産所で赤ちゃんを産むお話だけど、そこにあるラーメン屋のマスターが言う。
「人生で一番悲しいことってあるでしょう?それを話せるってことが、その人を愛している証拠なの。」

そうかー、私は自分に受け入れる愛する力があるのかもしれないなんて思いかけてたけど、あるのは愛される力だったかも。
私は愛されてる。すごい事だなこれは。




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