季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

日本人と言う信用

2013-08-02 20:46:12 | Weblog
今回のスリランカ滞在で、何度も思った事。
「私は日本人であると言うだけで、信用されている。」

空港の入国や出国のチェックも基本スルー。疑われるって事がない。

知らない人ばかりの中に居ても、こっちを見て微笑んで「日本から来たの?」って声をかけてくれたり
手を振ってくれたり。

少し話すとみんながどれだけ日本に興味を持っているのかがひしひしと伝わってくる。

若者たち。彼らには日本は「テクノロジーの国」「それと伝統も併せ持った行いの整った国」と言う印象。
友達の弟(学生)と一緒にyoutubeを観たりしたけど、とっても楽しそう。
(スタジオジブリ作品の数々と「嵐」、そしてきゃりーぱみゅぱみゅを紹介したんだけど良かったのか?後はワンピース。)

大人たちに何より評価されているのが「戦後の復興」これがただならぬ確かさ。
家のお父さんが言う(弁護士)。「日本は戦後、それこそどん底から自分の力で這い上がって世界の経済大国へと成長した。すごいことだよ!私たちもしっかり見習わないと!」って。

経済だけじゃなくて日本人そのものが「信頼できる」と評価されているのだ。
その信頼は世界の人たちが見ているとは意識するしないにかかわらず、とにかく日々精進して苦労して戦後の社会を作ってきた人たちの血と汗と涙で出来ている事は間違いがない。
それをひしひしと肌で感じた。
日本、すごいな。

たぶん世界中できっとこうやって思ってくれている人たちがかなりたくさんいるのだろう。
だからこその円高。なんかわかった。

私たちは日本人であることをもっと誇りに思ってもいいのではないかしら?
他より優れてるとか劣ってるそう言うのじゃなくて自分自身そのままを誇りに思う事は出来る。
日本にずっといたら、こんなこと思わなかったと思う。他の国の人たちの自分の国と民族を誇りに思う気持ち、日本を思う気持ちを感じてこそ、気付いた事。

日本から随分離れたこの島国の人たちでさえ、日本人の行いをしっかりとこうやって評価してくれている事をここでお知らせしたい。
そしてその評価をこれからも崩さないように、私たちはしっかりと世界の中で自分の行いを正して生きて行かないといけないなと、心から思った。

同じような経済の発展がこれからも続くかどうかはわからないけど(望み薄)、彼らにも言ったけどその大きな経済成長の中で日本人は失ったものや亡くしたものもたくさんあるので、これからはそれを取り戻して日本人としての特色を生かして社会や自然を良くしていけるようなさらに豊かな国にして行きたい。私も自分でしっかりと日本人として生きようと一人スリランカの空の下で思った私です。




Comments (2)
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