季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

転んでもただでは起きない

2013-08-07 22:46:22 | 暮らし Daily life
彼女がスイスのお土産でくれたお茶を飲む。Verveineteeと言うらしい。
鉄を多く含んだハーブだそうだ。
この葉っぱを2枚くらいカップに入れて湯を注ぐ、それでいいのだそうだ。
好きな味。お茶が苦手な私にって。嬉しい。

       

朝から露天風呂と内湯と2回お湯に浸かる。どちらも外の緑が見えて気持ち良いことこの上なし。
やっぱり温泉良いなあ。
彼女に塩を濃く融かしてそれで体を洗うデトックスの方法を聞いた、やってみようと思う。

チェックアウトして外を散策。自然の中を歩く。ちょこちょこ名所を観ながら。
このカルデラ地形に生息する植物や生物の観察も楽しい。
粘菌を見つけた。白い、めずらしいな。昨夜の雨で活動化している。この姿も珍しい。いつも大体乾いてる時しか観てない。

       

満明寺と言うところへ道しるべを頼りに行く途中。たくさんの石仏に出会う。

       

金色の大きな仏像を拝む。

少し休憩。雲仙のサイダーと長崎のLOYALと言う会社のきな粉アイス。おいしい。朝ごはんが豪勢だったのでこれでお昼は大丈夫と思う。

       

       

バスに乗って長崎に帰る。道すがら、彼女に会えた事の喜びを伝える。ほんとに良かった。そんなにしょっちゅうじゃないけど、彼女と会う一回一回が私にとって大切。彼女は私にとってはもう長い付き合いでちょっとお姉さん的な存在。頼りにしています。
彼女の自分らしい生き方に共感を覚える。一緒に居て話していると、私も自分の道をこのまま進んで行こうと心が強くなる。

空港に着いてチェックインしようと思ったらもう終わっていた。離陸予定時刻の30分前までにと書いてあって、それを数分過ぎただけだったけどダメだった。
ものすごく焦った。どうしよう!!!って。
いろんな人に聞いても知らないと言う。う~。
とにかくボードに書いてあるところに電話をする。そしたらもうこの便には乗れないとはっきりと言われたので心が決まった。諦めよう。

何かがダメになって失敗して、損をしたとかこうすればよかったとか自分がダメだったところ、傷付いたところばかりを考えたり責めたりすることを自己嫌悪と言う。
ダメだったら反省して次気を付けようと思うのは大事だけど、その上に必要以上に自分を責めて自分を攻撃し続けるのは実は何の役にも立たない。クリニックの講義で「自己嫌悪は逃避の一種です」って聞いてからそう思うようになった。だって自分を責めている間はその問題に対峙しなくていいんだもの。

だからそれはやめて次の手を考える。とにかく目についたところ、ANAの窓口を見てみる。そうするとなんと伊丹行きの便がある。席があるか聞いてみたらあると言う。でも値段を聞いてびっくり27500円。
もう一回来て帰れる…高すぎ。それにそんなお金持ってない。どうしようかと考えているとお姉さんが助け船を出してくれた。席が空いてるかどうかはわからないけど、他のLCCの会社スカイマークで神戸行きってのがあるらしい、それを当たって見ては?と。その窓口も教えてくれた。それですぐに行く。聞いてみる。そしたらANAの半額くらいで行けるらしい。元々使っていたPeachはもう今日の便はなくて次の朝の便でそれよりもちょっと安いってくらい。だったらホテル代もかかるし、今日帰りたかったのですぐにそれにした。

少し待って飛行機に乗れた。
その飛行機には一番で搭乗手続きをしたので外が見える良い席を取ってくれた。
景色を楽しみながら飛ぶ。ここのは羽根にハートが描いてあって可愛いな。スタッフの人たちの制服もポロシャツで私は好きだ。

       

飛行機から雲を観ながら思う。夫が子どもの時に「大きくなったら飛行機で空に行って雲に触るねん!」ってずっと言ってたらしい。今の私はもう大人なので触れないって事を知っている。飛行機から手を出せないしあれは固体じゃないし。でも触ってみたい、見てたら思う。わかるよ。って子どもの時の夫に共感する。

神戸空港も始めて行ったし利用した。
ポートライナーですぐに三宮。それからはいつも慣れた道なのですぐに家に着く。

関空は遠いしお金もかかるので今度からこれにしようと思う。思わぬところに良い「気付き」があるもんだなあと思う。
転んでもただでは起きない私です。何か絶対掴む。
反省しすぎて胃が痛くなったり機嫌が悪くなることを思ったら、払うお金は勿体なくないと思う。
潔く過ぎた事として片づけた。まあでも次からは遅れないように行こう。

彼女にまた会える日が楽しみ!ほんとに会えて良かった、楽しかったです。
ありがとうございました
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