季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

ゆかた室内着用 & 太い糸紡ぎ

2014-09-21 22:25:42 | ウールクラフト WoolCraft
朝からいろいろゆるゆる働く。手仕事三昧。
少し肌寒くなってきて、半そでのTシャツだと寒さを感じる時がある。
去年くらいからそんな時は祖母のお下がりの古い浴衣を羽織っているのだけど、丈が微妙で着心地が悪い。
祖母は私より随分背が低かったのでおはしょりなしでそのままでも着れるんだけど、ちょっと引きずる。そのちょっとがわずらわしい。
それで思い切って縫う事にした。どこを縫うか考えて衿の途切れたすぐ下を上げる。

       

そうして羽織ってみたら、羽織と着物を着てるみたいなシルエットになって、良い感じ。これで羽織るだけでも少し紐かベルトを巻いても着れると思う。

2010年に初めてスリランカに行った時に訪れた89歳の彼女はうちで毎日部屋着として日本の浴衣を着ていた。あの旅館にあるやつ。
彼女は旦那さんが外交官だった時があって、日本に何度も来ている。万博の時のスリランカ館のしつらえにも関わっていた人。

私にも「ここではゆかたを来て過ごして良いのよ!」と言う。でも私は部屋着とパジャマ。
彼女は娘さんが日本に行った時に買ってもらったと言うその福と言う漢字をいろいろな字体で書かれた白と紺の生地を真っ黄色に染めていて、それがかっこいいことこの上なし。
それで私もゆかた着てみようと思い立った。
旅館のはないので祖母のお下がりの。

この方法でちょっと着やすくなったと思う。袖丈も短いので作業もしやすい。
外ではやっぱり日常に着物は恥ずかしいけど(日本人なのにね!)うちでちょっとずつ着て行きたいと思う。自分の着やすい範囲内で。
やっぱりお下がりの紬も一つそうやって縫って置いた。それも着よう。


それからこの前染めた羊毛をほぐす。一番気に入った色からすると後のはちょっと青みがかってるけど、まあ良い事にしよう。
左が一番気に入ってる色で右のがたくさん後で染めたもの。

       

ドラムカーダーで梳く。

       

太く紡ぐ。慣れたら楽しい。太く柔らかく紡げて良かった。

       

ぐんぐんどんどん作業を進めて行きたい。
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