季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

響きに触れる

2015-06-19 21:40:46 | アントロポゾフィー Anthroposo
2015年夏のオイリュトミー講座の詳細が決まってチラシが出来ました。



タイトルを『響きに触れる』としました。

響きを波長や波動と考えるならば、音楽も言葉も色彩も響きととらえることが出来ます。
外からくる響き、そして内からの響きに新しく触れる機会と言う事で考えました。
触れるのは皮膚の触覚だけでなく、聴覚、視覚などすべての感覚で触れると言う意味で使っています。

触れると言う字が虫に角なので、モンシロチョウを入れました。
そして季節柄クローバを描きましたが、葉っぱを描いていたら昨日書いたように自然にピースマークになってたのに自分で驚きました。特にそう言うメッセージは考えてなかったんですけど。無意識と言うものはそう言うものでしょうか?




オイリュトミストのペーター岩松里穂氏は私の長年の友人であり、姉のような存在です。
スイスのゲーテアヌムのオイリュトミーグループで長年活躍されています。私との出会いもゲーテアヌムのグループでの来日公演が縁でした。
彼女のスイスからの帰国に合わせて昨年初めてオイリュトミー講座を企画しました。

大学時代に出会ったシュタイナー教育について学びたいと思った時、偶然近くで活動していたオイリュトミー講座から活動を始めました。
まだ子どもたちが小さく、保育も合わせて行いながらの学び。
子どもの成長に合わせて私も勉強会や講習会など様々な学びを重ねて行きました。
もっと深く学びたいと思い、留学まで考えましたが様々な事柄が重なってその夢も途絶え、その後はシュタイナーもといアントロポゾフィーの学びから遠ざかる暮らし。
しかしその代わりに私にやって来たのは今のクリニックの仕事でした。

留学までして学びたいと思ったのは芸術や手仕事を元にした治療プログラムだったので、いきなり学びの前に仕事がやって来た事に戸惑いながらも何の指針もないままに患者さん達を前に夢中で手仕事の講師を続けて今に至ります。

その間も里穂さんだけは私から遠ざからず、便りを頂いたり、会いに来て貰ったり、会いに行ったりの交流が続いて私の様々な局面を支えて下さったのです。
そんな里穂さんがせっかく日本に毎年いらっしゃるのだから、オイリュトミーを再び彼女から学んでみたいと思うのは自然な気持ちでした。

そして昨年それが実現したのです。
それは思いついてから、一緒に活動してくれる方が決まって、場所も取れて、飛行機も取れて、と言う偶然に偶然が重なっての実現でした。

長い間の空白を経てのオイリュトミー体験。
ほとんど初心者と同じ状態での受講。

しかし彼女の言葉や音楽に合わせて動くうちに、私の身体と心がゆっくりとそしてしっかりと、そしてどんどん元気に活き活きとして行き。
大地を感じ、天の光を感じ、風や波や月までも思い描いて動くうちに、体のすべての細胞に新しい酸素が巡ってきたような感覚がしました。

彼女の教え方は自由です。型があってそれに合わせるようなやり方ではない。
自分の中にある動きや明るさの感覚に正直に動くうちに、しっくりとそれを現す形が出来てくる感じです。
それが気持ち良い、心地良い。

自分だけではなく、一緒に動いている人たちとの関わりを見る事も喜びになります。

半日、午後の3時間くらいの講習ですが、その間に心と体の呼吸、教育的な言葉や音楽の動き、芸術的な詩の世界などバラエティーに富んだ内容が展開されていきました。
とても楽しく、疲れもせずのじっくりの半日。
終わったら足の裏から頭の先までしっかりと血が巡って温かくなっている感覚があり、それがその後何日も続きました。

私にとってとても有意義で素晴らしい講習だったと自信を持って言えます。

今年も夏の帰国に合わせて大阪まで来て下さる約束を実現して下さり、私たちみつばオイリュトミークラスのメンバーで準備をしています。
広い部屋を用意しています。30人は入れるそうです。
今年は里穂さんのオイリュトミーを観る時間も取って貰っています。これは貴重な機会です。私もとても楽しみ!


少しでもたくさんの方々にこの講座を体験して頂きたいと思っています。
日程のご都合が合って、興味のある方は是非ご参加ください。
初めての方も長年の経験者の方も区別なくついて行ける、得るもののある講座になっています。

問い合わせ、申し込みはメールでお願いします。
mitsubaeurythmy@gmail.com

チラシの画像が見にくい方はFacebookのページにも記載されていますのでご確認ください。
https://www.facebook.com/chicolabo




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10個のエーデルワイスを追うものは…

2015-06-19 21:23:26 | 工房working place
徳島から来る野菜のボックスに大体ビーツが入ってる。
冬はボルシチなど煮込みに使ったけど、温かくなったらそれもあまりしなくなって結構貯まってきた。
食べないと!体に良いんだから。
それで茹でて皮を剥いてスライスしてマリネにしてサラダにしたり。
それでもまだあるので茹でたものを朝にスムージーにしている。
茹でたビーツをスライスしたのにサワークリーム少しと牛乳を加えてバーミックスでつぶすだけ。
色が鮮やか。そしてビーツの甘味もあってなかなか美味しい。

       

なんだかこれだけで結構お腹がいっぱいになります。
この頃はお腹が空いたと思ったらその分だけ食べるようにしているので、他にはあまり食べなくて良い感じ。

この3か月ほど、大きな旅行が続いてたくさん食べる日が多かったので体の中が滞っている感じがする。スッキリしない。それをしばらくかけて解消したい。
最近、不食の人の話題を聴く。また極端なの出た!と思う。食べないで生きていけるってどうなんだろ?可能かもしれないけど私は食べる事が好きだからやっぱり食べたいなあと思う。まあでも大体食べ過ぎだと思うので、体からのメッセージを良く聴いて調整して行きたい。



そして一人工房。
エーデルワイスを作る。
10個作ってみようと、型もたくさん作った。
それでやってみたけど、やっぱりすごく時間がかかる。そして大変。
帰るのが遅くなるのが気がかりで急いで作ったので良く見るとずさんな所が見える作品になってしまった。

       

やっぱり大量には作れないなあ。もっと早く来て作ったら行けるかも知れないけど。
急いだり無理したりしたら行けないなあとわかった。

それでもたくさん作ることで、効率的な処理方法もいろいろ思いついたのでそれを生かしてまた作ろう。
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