季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

木漏れ日の中を駆ける子どもたち

2017-06-02 21:13:36 | 暮らし Daily life
入院している間、赤ちゃんの授乳も(絞って持って行った母乳を冷凍したものを解かして上げてくれる)おしめ替えもタイムテーブル通り。
それでおしりが随分ただれてた。
お母さんは布のおむつにして出来るだけ通気を心掛けたいと言う。
それでスリランカのおむつが出てきた。可愛い。右のはカバー。

       

正方形の布を折っておむつの形にする。

       

そして赤ちゃんに着けて安全ピンで留める。

       

もちろん防水性がない。だから赤ちゃんの下には古いお母さんのスカーフを何重にも折って敷いてある。柔らかくて気持ちよさそう。

いつも友達の事を助けてくれる近所の友達のうちに行く。前からの顔見知りで仲良し。
とくに双子の娘さんと下の娘さんと仲良し。
私の事を「折り紙先生!」って言う。日本の学校と幼稚園に通う彼女たち。

子どもたちはおやつ。スリランカのお菓子とラマダンの揚げ物を出してもらって私も食べる。
細長い方には茹で玉子が入ってて、またこれが美味しい!
お菓子は甘い甘い。下のココナッツの蜜で作ったヌガーみたいなの、懐かしい。好きな味。

       

女の子たちと近くの公園に行こうと家を出る。
大きな木がたくさん生えた神社の裏の公園。とっても気持ち良い。
子どもたちは学校の友達(日本人)と一緒に走って走って遊びまくっている。観てるこっちも気持ち良い。

       

そこに子どもを連れて来た人(日本人)と少し話す。私は栃木に行ったら日本人と話すことは殆どないので、新鮮だった。
外国の人たちとどう接して良いかわからないと言われたので、「日本人に避けられてると悲しそうだから、普通に話しかけて上げて下さい」と伝えた。
神社の方からお祭りに使う大八車を男の子が「自分が作った」と言って出して来て、それに乗ったり押したりして公園を廻って大騒ぎしている。
後は凍り鬼やけいどろを次々にしている。
良い景色だなあと、私の心が満ちてくる。
子どものあるべき姿がここに。

そこのお母さんの作る料理が絶品。ラマダンのメニューを作る所を見せてもらう。いつもキッチンに居るのが私。
餃子みたいなの作ってた。ペティーって言うらしい。この道具はないけれど、皮は作れると思うから今度やってみたい。

       

具の中はジャガイモと白ネギと肉とスパイスなんだけど、肉の種類がいろいろ違ったりする。牛肉だったり魚だったり鶏だったり。
お粥が洗面器で出て来たのにはちょっとびっくりしたけど、まあ便利だなあと。
こんな風に敷物を床に敷いて、その上で食べるのがスリランカの食べ方です。
もちろん、すごく美味しいです。

       

公園で「あなたはどう見ても先生って感じ」って言われた。そして子どもたちも私の事を先生だと言う。
きっと私は生まれながらの先生なんだろう。まあそう言う家系だし。そこを選んで生まれてきたか。
子どもたちは私と一緒に折り紙をしたり絵を描いたりするのがことのほか楽しそう。
双子の一人が「そう言う手仕事教える先生になりたい」って言う。どうやったらなれるのか?私もわからない。
まずはちゃんと働いて稼いでくれる旦那さんを見つけることか。

私が持って生まれたもの、今までしてきた事、出会って来たもの、どれもが役に立って良かった。嬉しい。



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