料理の映画を良く観るけど、主人公がイケメンすぎて録画しても期待してなかったから観てなかったやつ。
二つ星の料理人
観たら、ほんとうに良いストーリーだった。イケメンにだまされてはいけない。
ただの軽いできるかっこいいやつのラブストーリーじゃなかった。
とにかく飲む打つ買うの3拍子で、パリの名店で頂点に登り詰め二つ星まで得たのに性格と行動が破たんして姿を消していた彼が
3年後にロンドンに現れる。そして三つ星を目指す話。
イケメンや料理のすごさだけでも映画になると思うんだけど、私が感心したのはそれは添え物だと言う事。
この映画では人生が破たんした人の事を実際の姿を反映して描いている。
主人公の成育歴についてもちゃんと述べられている。ダメな人はその人そのものがダメなのではなくて、元があると言う事を明らかにする映画ってそんなにない。
そして始めは一人でつっぱって酒と女とドラッグをやめて、ひたすらまた独りよがりの暴走。
当然いろんな人たちとぶつかる傷つく、壊れる。そして昔の負債の未解決も追い打ちをかける。
そしてまさかの大事な局面での失敗。
その後の底付きの描写は本人たちには身につまされるだろう。
そこからの回心と仲間との繋がり。専門治療を受けるに至る流れ。
精神科医のアプローチも的を得てるなあと思う。
さらりと描いてあるけど、ずっと集団療法を拒否してたのに、グループミーティングに参加するところが、わかってる人から観たらほんとに奇跡。
感動するところ。
患者さん達もプログラムに行きたくない断酒会に行きたくないって人、結構居る。
依存症の人たち、生きにくさを抱えて生きる人たちは共感するだろうなあと思える。
その解放される前の閉塞感、無力感、自己否定観。完全を目指して失敗するその過程。
最後もやんわりと終わって、結果を見せてないのも良いなあと思う。
もう結果ありきじゃなくなってるってのが一番大事なんだろうから。
三ツ星よりも素晴らしいものをこの人は得た。新しい人生と仲間。
まあでもやっぱりこの人はイケメンすぎるわ~。女にも男にも好かれる設定がまた理解できすぎる。
完璧な男が不完全な男を演じるのが映画として面白いのかも。
二つ星の料理人
観たら、ほんとうに良いストーリーだった。イケメンにだまされてはいけない。
ただの軽いできるかっこいいやつのラブストーリーじゃなかった。
とにかく飲む打つ買うの3拍子で、パリの名店で頂点に登り詰め二つ星まで得たのに性格と行動が破たんして姿を消していた彼が
3年後にロンドンに現れる。そして三つ星を目指す話。
イケメンや料理のすごさだけでも映画になると思うんだけど、私が感心したのはそれは添え物だと言う事。
この映画では人生が破たんした人の事を実際の姿を反映して描いている。
主人公の成育歴についてもちゃんと述べられている。ダメな人はその人そのものがダメなのではなくて、元があると言う事を明らかにする映画ってそんなにない。
そして始めは一人でつっぱって酒と女とドラッグをやめて、ひたすらまた独りよがりの暴走。
当然いろんな人たちとぶつかる傷つく、壊れる。そして昔の負債の未解決も追い打ちをかける。
そしてまさかの大事な局面での失敗。
その後の底付きの描写は本人たちには身につまされるだろう。
そこからの回心と仲間との繋がり。専門治療を受けるに至る流れ。
精神科医のアプローチも的を得てるなあと思う。
さらりと描いてあるけど、ずっと集団療法を拒否してたのに、グループミーティングに参加するところが、わかってる人から観たらほんとに奇跡。
感動するところ。
患者さん達もプログラムに行きたくない断酒会に行きたくないって人、結構居る。
依存症の人たち、生きにくさを抱えて生きる人たちは共感するだろうなあと思える。
その解放される前の閉塞感、無力感、自己否定観。完全を目指して失敗するその過程。
最後もやんわりと終わって、結果を見せてないのも良いなあと思う。
もう結果ありきじゃなくなってるってのが一番大事なんだろうから。
三ツ星よりも素晴らしいものをこの人は得た。新しい人生と仲間。
まあでもやっぱりこの人はイケメンすぎるわ~。女にも男にも好かれる設定がまた理解できすぎる。
完璧な男が不完全な男を演じるのが映画として面白いのかも。