季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

栃木のスリランカ最終日

2017-06-03 22:49:36 | 暮らし Daily life
栃木最終日

朝ごはんは昨日の残りのインゲン豆のカレー。白い。スパイス入ってないんだけど、すごく美味しい。

       

後はワダ。香ばしい。

       

今日も双子ちゃんと妹と別の友達もやってきてうちでひたすら遊ぶ。
フェルトをちょっとしたんだけど、濡らしたら獣の匂いがするからそれがダメらしく遠のいて行く。
それで途中私が縮めて洗った。
でも羊毛そのものは大丈夫。キウィクラフトで紐をつくって三つ編みにするのが楽しそう。

       

8歳の彼女たち。お父さんやお母さんと同じように断食するって前の日から言ってたんだけど、あれだけ走り回って遊びまわってたら喉が渇くしお腹もすく。だんだん元気がなくなって落ち込んで来た。
それで周りの大人が見かねて、水や食べ物を差し出す。昼過ぎまでがんばった。無理しないで。

その間にも私は普通に食べる。
近くのスーパーに売ってて、前から気になってたもの、「カンロ」食べてみたら美味しかった。
寒天と黒蜜。ところてんと同じ内容なんだけど、なんだか違う。

       

カップに寒天が固まってて、ゆるい黒蜜をかけて食べる。

       

昨日、お母さんの検診について行ったんだけど、先生から「ちゃんと回復してますね」と言われたので良かった。
産後間もないのに引越しもしてたから、ちょっと心配だったんだけど。旦那さんが頑張ってくれた。

夕方、ムスリムの女の人達の集まりに行こうと誘われて、友達に服を借りて着て行った。
私が知ってる人がたくさん居たんだけど、まあ日本人は私一人だった。大人の女の人はたいてい黒い服を来ている。
子どもたちがものすごく可愛い。みんな王子や姫みたいな民族衣装です。

日没の合図まで小さな円を囲んでそれぞれで座って、合図とともにデーツから始めて甘い飲み物、そしてビリヤニ。しっかりと辛いスリランカの味。

食べてしばらくすると友達とそこの世話役みたいな人に囲まれて「イスラム教においでよ!」って言われた。
この状況でNOと言うのは大変だったから、うるさくて聞き取れないってふりをしていなした。
実際、私がムスリムになるのはどう考えても無理。
私はあまりにも日本人だし、神道と仏教が芯まで浸み込んでる。着るものも食べるものも制限があまりに多いので、その暮らしに変える事は出来ないな。そしてもともと神様の捉え方が違うから。アラーの神だけだと思えないので。
大きな神様は一つだと思うけれど、入り口が違うだけだと思うから、それぞれの宗教の存在を私は肯定してるので他の宗教を否定できない。だから。
もちろんだからムスリムの存在も肯定しています。日本に居たらこんな風にイスラム教の事を思える機会はあんまりないと思う。
テロのニュースとムスリムの情報が殆ど一致しているので。
平和なムスリムたちの事、私は知っています。

うちのお姉ちゃんがアニメを観てる間に荷物を持って家を出る。ものすごく泣くから。
そしてまた夜行バスに乗って大阪へ。

帰ったらそれはそれでホッとする。
やっぱり家が一番好き。家族が一番好き。私の居場所はここ。





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