季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

初めての収穫、ゴーヤ

2008-07-16 22:04:55 | 食べ物 Eat
我が家のゴーヤ。初めての収穫。
毎日眺めて大きくなるのを待ちました。

       

縦半分に切って中のワタと種をスプーンで取り出し
薄くスライスしてボールに入れ、塩をかけてしばらく置く。
断面が美しい。色も形も。

       

さっと茹でて水に入れて冷まし、手で絞る。

そこに鰹節と醤油、ごま油を少し。
これが今流行っている食べ方。

       

採れたての美味しさ。
体に響くような爽やかな苦味。
私が遣った水とお日様、土の賜物。
食べると力が湧き立つ様だ。
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最後にみんなで拍手してくれた。

2008-07-16 08:46:58 | ウールクラフト WoolCraft
3ヶ月に渡ってしてきた「羊のメタモルフォーゼ」
高校の家庭科での授業が終わりました。
10回と言うとたくさんだと思ったけど、やってみたらすぐだった。あっという間。

後半はフェルトの鍋敷きを作るのですが、1時間が45分。移動で次の時間が体育のプールと言う事もあってなかなか作業が進まず、その上梅雨ということもあって置いてあった作品に微生物が繁殖してしまうというハプニングもありました。

それでも何とかバタバタながら終えて、生徒達の作品も出来上がってきました。
次会は、作品を小さくしてもう少しじっくりと縮絨の経験をじっくりしたいです。

来年からは今の大阪府の予算の関係で社会人講師の授業を実施できるか分からないそうですが、この数年高校生と関わる授業ができてとっても楽しかった。
またこういう機会があったらやりたいと思います。
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唐辛子、ハバネロ

2008-07-15 18:08:17 | 季節 Season
唐辛子が豊作。苗が良かったのかな。
枝を広げて鈴なりに実を付けている。
一つ一つ採っては料理に使う。
辛さがちょうどいい。育てて良かった。
インド料理も韓国料理もタイ料理もバッチリだ。
暑いとその辛さがなお心地よい。

      

ハバネロはアブラムシからずいぶんと好かれて、新芽は出るたびにやられてしまうのでつぼみは出来てもなかなか実に成らない。
それでもひとつ成りました。

            

ずっと梅雨で湿気てて気温が低かったのがハバネロに合わなかったみたいで
このごろ暑くなってくると、アブラムシも付きにくく元気で花を咲かせています。
これから実がなる時期なのかも。楽しみ!
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キュート&ピンク

2008-07-14 22:20:10 | ハンドワーククラブ HandworkClub
「私も帰るのがま口作りたい!」
で、作りました。色はピンク色です。かわいいかえるさん。

       

これは面白い発想。
ベランダの洗濯を干す所に置く、洗濯ばさみを付けるものをフェルトで作りたい。
形はこんな風で、大きさは…。
で、作りました。模様がとてもかわいい。
鍋つかみにも鍋敷きにも使えます。

            

来週は祭日でお休み。その次は染めをしようと思っています。
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QUEEN フィルムライブ

2008-07-13 22:18:10 | 暮らし Daily life
イギリスのロックグループ「クィーン」のフィルムライブと言うのに初めて行った。

フィルムライブとは、ライブを撮影した物を映画館で観ると言うものだ。
前にビートルズのフィルムライブの話など聞いて
「本物じゃないのにどうなのかな?」って思ってた。
でもフレディー亡き今、背に腹は替えられない。

やっぱり映像は大きいしきれいだし
音はすごくきれいで迫力があるし
映画と違ってみんなで手拍子をたたいたり、歌を歌ったり
ちゃんと「コールアンドレスポンス」もした。
なんか感動だ。

何度もこのライブはDVDで観ているのだけど
初めて観るような感動があった。

今回の魅力発見はギタリストのブライアン・メイ。
地味なようで黒のベストに立体的な銀色の蜘蛛の巣模様が刺繍してあったり、日本の着物の生地でブラウスを作っていたり、結構凝った手仕事の衣装を着ているのだ。

私の好きな話で、彼の持っているギター「レッドスペシャル」の話がある。
学生時代にいいギターが買えなくて、お父さんと一緒に100年以上経つ古い暖炉の木を切って、編み針やお母さんの真珠のボタンなどを使ったりして2年間かかって手作りした。
音を変える仕組みも自分で作ったので、市販の物にはない13種類の音色が出せるギターになった。
このギターでアルバムの98%の曲を録音していると言うほど気に入っているらしい。
海外遠征の時には、ギターのために席を一つ用意すると言う。

以前はエレキギターにはかなり抵抗があった。うるさいとしか思えなかった。
ギターならアコースティックでしょう!って、思ってた。
それがブライアンのギターの音は、無駄がなく的確で美しい。時にオーケストラの演奏のような音色さえ出す。

ブライアンが生きているうちに、本物を見てみたい気がする。
何十年も変わらぬ髪形も、なにげに羊のようだ。
芸術家でありながら、天文学の博士号も持つという科学者ぶりも興味深い。
などとますますQUEENDAM(クイーンの世界)に1.5歩ほど入り込んでしまった今日である。
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スカーフを染める。コチニールとマリーゴールド

2008-07-12 18:03:20 | 手仕事 Handicraft
今日はお勉強をする事にした。

染めた事のない染料で染めてみる。
もう羊毛を触るのは暑いので染めに入って行きたい。

前に友人から貰っていたもの、
一つはコチニール。精製した粉末なので量が分からない。
大体の見当を付けて計って入れる。
もう一つはマリーゴールド。手で丁寧に摘み取ってくださったものらしい。
どちらもシルクのスカーフを染めてみる。

うまく行った。
自然のものでこんなに色鮮やかに染まるってすごい!

       

コチニールは元はカイガラムシだって。
虫もすごいな。こんなにきれいな色を作るなんて。
前は気持ち悪いと思った事もあったけど、今は感謝の気持ちだけ。
重ねてみるとこんなに深いいい色。

       

マリーゴールドとはよく言ったもので、黄金のような重みのあるしっかりとした黄色が出た。おなべの中では乾燥していた花が水を吸って水中花のようにきれいに開いている。

草木染って大体、黄色か茶系統が多い。
でも同じ黄色でも深みや軽さ、印象が違うものだ。
玉ねぎの黄色は地面の強さと重さがある、くちなしの黄色は軽い高貴な光、そしてマリーゴールドは太陽のような輝き。

使う媒染でも色味が変わる。
私は出来るだけ自然や生活に害の出ないものを使いたいので、ミョウバンでアルミ媒染にする事が多い。
金属のアルミニウムの印象と同じように、そこからでる色には軽さと透明感がある。
それが好きだ。

どちらも強い生命力のある色。
自然の恵み、力を布に染ませて
暮らしの中で活かす。

Comments (7)
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トマトとモッツァレラチーズのサラダ・バジルソース

2008-07-10 23:34:03 | 食べ物 Eat
数年前、スイスの友人のうちに行った時にご馳走してくれたもの。

バジルを刻んで、塩とニンニクのすりおろし、エキストラバージンオリーブオイルを混ぜたソース。

       

これをトマトとモッツァレラチーズのスライスにかけて頂く。

       

その年はヨーロッパで猛暑。毎日暑い中を母子で過ごしていた。
食べ物はいつもソーセージとパンとトマトとミネラルウォーター、果物。
マーケットで買ったサンドイッチなど。

見かねて友達が食事に誘ってくれた。
手作りのカレーライスとこのサラダ。
そのときのおいしかった事が今も忘れられない。
暑くなるとこれを食べたくなる。
どの一つの材料も過不足なく絶妙の組み合わせ。
家族にとって定番の「ご馳走」。
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プチ昔&田舎暮らし

2008-07-09 18:44:23 | 暮らし Daily life
田舎暮らしがしたいとかねがね思っている。
でも実際考えてみるとなかなか踏み切れない。
仕事や学校の事などいろいろ。

その時が来たら出来るのかもしれないけど、その時まで待ってはいられないので
今の状況で出来る範囲でのプチ田舎暮らしを目指している。
そしてそれが定着してきて私のライフスタイルになっている気がする。
今日インゲンのヘタを取りながらそう考えた。
それでブログの副題も変えました。

この私のあきらめない根性が今の仕事を生み出し、暮らしを形作っているのだと思う。

都会での昔&田舎暮らしに便利なアイテムがいくつかある。
一番は輸送網。
今朝取れた地の野菜が手に入ったりする。
市場に足しげく通うことで、思わぬ収穫に出会うことも。

先輩のやまんばさんから採れすぎた野菜を送っていただいた。
これも発達した輸送網のなせる業。
VIVA クール宅急便。

       

みずみずしいキュウリや柔らかいインゲンを家族で思いのたけ食べる。
このちょうどいい頃合いの立ち位置。これでしばらくやっていこう。


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マイボトル SIGG

2008-07-06 08:59:59 | Weblog
SIGG(シグ)キッズ エアバス 0.3L

SIGG

このアイテムの詳細を見る


マイボトルをどこにでも持参しています。よく使っているのはSIGGの水筒。スイス製。
働き始めの時に同僚の登山家に連れて行ってもらったアウトドアショップで見つけて以来のお付き合い。
大きさがいくつかあるので、季節によって取り替えています。

軽くて中のお茶が濁りにくい。
熱い物をいれても大丈夫。(だから冬は旅行先で湯たんぽにもなります。)
買うときは高いと思うけど、とても長持ちする。タフ。
と言うのがお気に入りの理由。

たまたま立ち寄ったアウトドアショップでこのボトルの蓋と本体を繋げる部品を見つけた。これは便利だ。で、さっそく購入。

着けてみました。

       

後ろに見えているのはcamel backという会社のもの。これはストローから吸えるようになっていて、スポーツの時に早くて便利。部品が多くて洗うのがちょっと面倒。

私はあんまりなんだけれど、周りの人にアウトドア派がたくさんいることもあってアウトドアショップを覗くのが好きです。
何より過酷な状況での使用のための工夫や機能、タフな所、余分がないシンプルなデザインに惹かれる。用の美。

この上の子供用の水筒は冬持ち歩くのにいい大きさです。
かわいい!
蓋はスクリュー式のものが別売りになっていて取り替えられます。
(写真の私のは取り替えてあります。)

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アプリコットジャム

2008-07-05 22:16:43 | 食べ物 Eat
市場で見かけた杏、アプリコット。めずらしい。
八百屋さんも「初めて仕入れた」って言ってた。

       

たくさん買ってジャムにしよう。
杏を見たときからザッハートルテの事しか頭にない。
手作りのアプリコットジャムでザッハートルテを作りたい。

洗ってヘタを取って拭いて。中の種を出します。
ヘタの所から手で開くとふたつに分かれるので種を簡単に取り出すことが出来ます。
学生の時、交換留学で行ったオーストリアの家で、庭のアプリコットをこうやってたらふく食べた。
アプリコットを見るとオーストリアで過ごした事を思い出す。私にとってアプリコットはオーストリアの味。

       

いくつかは取った種と一緒に杏酒にする。こうすると体にいいって八百屋さんが言ってた。でもどう見ても種と実が多すぎ。まあいいや。
去年漬けたサクランボ酒をこの前飲んでみたらすごく美味しかった。
ゆすら梅酒はまだもうちょっと置いた方が良さそう。
実をきれいにしてビンに入れて氷砂糖を数個、ホワイトリカーを注ぐだけで作れるので簡単。
私はお酒は飲めないのだけど、この作ったお酒だけは少し頂く。
アルコールが様々な有機物を溶かし込む作用のすばらしさに感服する。

           

実に砂糖をかけてしばらく置くとずいぶん水分が出てくる。
レモン汁を加えて煮る。この前採ったペクチン液も少し加える。

       

鮮やかな杏色のジャムがたくさん出来ました。
熱いビンを掴むのにシリコンのキッチンミトンが便利。
カエルの形でユーモラス。
いくつかは煮沸消毒してこの夏を無事越えられるようにする。
ザッハートルテは涼しい時に作って食べるので。

       

少しゆるかったようだ。もう少し煮詰めたらいいんだけど味の事を考えるとできない。ペクチンも節約したし砂糖も少なかったかも。
オーストリアの人たちはどの家庭でも年中ジャムを作るので、ジャム用の砂糖が売っている。中にペクチンや酸が粉末で入っているもの。
それを一キロの果物に対して500g加えて火にかけ、沸騰してから5分で出来上がりトロッと仕上がり美味しい。あれがあったらいいのに、といつも思う。

少しヨーグルトに入れて食べてみた。
酸っぱくて薫り高くて美味しい!
憧れの手作りアプリコットジャム。とってもうれしい。

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