夢千代日記

SHIMAちゃんの徒然日記・雑記

「歓喜の歌」(試写会)

2008年01月24日 23時03分43秒 | Weblog
 市民会館は、リーズナブルで地域の人たちが使いやすいことが利点である。公務員がのんびりと仕事をしているイメージもあるが(失礼しました)、会館は結構きれいだったりするので、利用したいものである。
 本作は、゛出来事゛を独特の目線で観察し、笑いを提供している立川志の輔の新作落語が原作。物語が進むうちに、゛下げ゛をどうするのか?を気にしながら観るのもいいだろう。単純なストーリーではあるが、それだけにツボでは笑えて、ときにはしんみり。庶民の日常は、ささやかなことで、泣いたり、笑ったりしているものなのだ。 一年も終わりに近づいた12月30日、みたま文化会館に1本の電話が入る。「みたま町コーラスガールズ」からの明日の予約確認である。文化会館主任の飯塚は、「大丈夫ですよ、お待ちしています」と調子よく応える。そして、気づく。「みたまレディースコーラス」と「みたま町コーラスガールズ」の予約がダブルブッキングしていることに…。
 最初は簡単におさまると思っていた会館使用の調整であるが、合唱にかける゛ママさん゛たちの情熱に動かされ、飯塚は一世一代のある行動に出る。
 いい所で、絶妙にキャスティングされた人たちが出てくるが、主演の小林薫のダメっぷりが物語を引っ張る。
 最後の…着物の袖の長さをうまくそろえることができたのかどうか、とっても気になります(ρ_-) 主婦コーラスのリーダーには6年ぶりの映画出演となる安田成美、一方のコーラスリーダーには由紀さおり。監督は、『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』の松岡錠司である。
(リサイタルホールにて試写会)