ブロードウェイミュージカルで、トニー賞4冠とグラミー賞最優秀ミュージカルアルバム賞を受賞した「イン・ザ・ハイツ」を映画化。
日々変化していくニューヨーク。その片隅に取り残されたワシントン・ハイツ。祖国を離れてきた人々が暮らすこの街は、貧しいながらもいつも歌とダンスであふれている。そこで育ったウスナビ、ヴァネッサ、ニーナ、ベニーの4人の若者たちは厳しい現実に直面し、苦悩しながらもそれぞれに夢を追っていた。
そして、真夏に起きた大停電の夜、運命は大きく動き出す。
「クレイジー・リッチ」のジョン・M・チュウが監督を務め、「アリー スター誕生」のアンソニー・ラモス、「ストレイト・アウタ・コンプトン」のコーキー・ホーキンズ、シンガーソングライターのレスリーグレイスが出演している。
たくさんの国々からやってくる移民と言葉や仕事、教育問題など立ちはだかる高い壁。それでも彼らは希望を見つけて生きていく。
冒頭のシーンが、ラストへつながっていてすべての物語を回収する。エンドロールの途中で席を立つと〝オチ〟を見逃す。