人気テレビドラマシリーズ「相棒」の映画版第4弾。
シリーズ史上、最も壮大で切ないクライマックス…をうたう。
7年前、英国で日本領事館関係者の凄惨な集団毒殺事件が起こり、その唯一の生き残りだった少女が国際犯罪組織「バーズ」によって誘拐された。しかし、当時の駐英大使と日本政府はこの事件を闇に葬っていた。
それから7年、行方不明となっていた少女の身代金要求がまた政府に突き付けられる。
首謀者とされるバーズのリーダー・レイブンの意図は何か?
レイブンとは何者なのか?
その後、身代金要求は無差別大量テロへと変貌。50万人の見物客が集まるイベントが標的となる。
その目的とは?
冒頭シーンは重厚感があり、つかみはOKやん!
と、映画であることに気持ちをスタンバイ。ドラマと違う雰囲気が漂う。水谷豊と反町隆史とコンビがきて、そこに、ミッチーや仲間由紀恵と豪華感。
これまでの映画版より、いけるかも?
畳み掛けるように順調に物語は進む。
事件の深層へと導く国連犯罪情報事務局・元理事のマーク・リュウを演じるのは鹿賀丈史で壮大に話は進むが、ラストに向かうまで、ちょっと冗漫。
途中でくどく感じることがあった。
つかみはOK!だっただけに、、、
右京さんは相変わらず、スーパーマン的な働きでその点では裏切らない。ファンなら、楽しみ方はあるだろう。
(2月11日公開)