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気鋭の中川龍太郎が監督・脚本を手がけ、第37回モスクワ国際映画祭で
国際映画批評家連盟賞とロシア映画批評連盟特別表彰を受賞したヒュー
マンドラマ。主演の初海役を朝倉あきが演じている。
3年前に中学校の音楽教師を辞めた27歳の滝本初海は、現在は近所のそ
ば屋でアルバイトをしながら暮らしている。居場所として心地良かった
そば屋だが、店じまいをするので次のことを考えるようにと伝えられる。
友人に教師のクチを紹介してもらっても、前向きになれずにいるまま。
そんなある日、彼女のもとに1通の手紙が舞い込む。それは3年前の春
に亡くなった恋人が彼女に向けて書き遺したものだった。
これをきっかけに初海の日常が少しづつ変化し始める。
彼女に片思いをする、そば屋の常連客を三浦貴大が演じる。彼の個展を
見たり、制作過程を知ることにより、初海の中で何かが動く。
出演は他に、高橋由美子、志賀廣太郎、高橋惠子など。
彼からの手紙の内容は最後に明らかにある。背中をそっと押してくれる
静かな物語。いいよね、嫌いじゃないよこんな作品😉
(2018年作品)
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