「Esquire」誌に掲載され、全米雑誌大賞を受賞したエッセイをガブリエラ・カパースウェイトが映像化。
製作総指揮の一人にリドリー・スコットの名前が挙がっている。
二人の幼い娘を育てながら、懸命に生きているジャーナリストのマット・ティーグ(ケイシー・アフレック)と妻のニコル(ダゴダ・
ジョンソン)。しかし、ニコルが末期ガンに冒され、余命宣告を受けたことから、日常が一変する。
妻の介護と子育ての負担が大きくのしかかる。そこに救いの手を差し伸べたのは、夫婦の親友であるデイン(ジョンソン・シーゲル)。
デインは過去、二人に救われたという思いがあり、手伝うためにニューオリンズからアラバマ州の田舎町フェアホープまでやってきた。
ティーグ家に住み込みサポートすることになる。だが、その時は確実に近づいてきて…。
物語は、二組の夫婦と宣告前の日常が行ったり来たり。タイプライターのように画面に打ち込まれていく映像で現在と過去を確認
することが必要だ。家で看取ることの大変さと苦しさと向き合う。
そして、このような作品と出会うとアメリカと日本の死生観のようなものの違いも感じ…。
久しぶりの洋画鑑賞で、似た者同士の夫婦が登場するので、当方の洋画鑑賞時点の苦手が出た。〝どっち〟問題。
劇場での入場時に冊子が配られていたので、後でチェックすることができたが、登場人物が少ないのに判別ができないという
この混乱はいけないと思ったのである。
☆報知新聞で当たった鑑賞チケット。きちんと行かせていただきました。ありがとうございました