どんな言語においても、それを構成する語はどれもよく見るが、全体の意味は表面上の意味とはまったく違う、という表現がある。外国人にとっては、実はそれがいちばん理解がむずかしい。今日のGetUpEnglishで紹介する"Look at that!"はそのいい例だ。これは状況によるが、嫌悪・感心などを示して、「まあ見てごらん」「「びっくりした、 信じられない、あら、まあ」という意味を示す。
○Practical Example
"Look at that! Have you ever seen anything as beautiful as that sunset?"
「おお、すごい。今まであんなにきれいな夕日を見たことあるだろうか?」
●Extra Point
"Look at you!"で、驚きに近い気持ちを示すこともある。いい意味で驚く場合も、悪い意味で驚く場合も、どちらも表現する。
まずは、いい意味での驚きの気持ちを示した例。
"Look at you! The last time I saw you, you were 12, and now you're all grown up and beautiful."
「まあ、信じられない! 最後に会ったときは、確か12歳だったと思うけど、もうこんなに大人になって、すっかりきれいになって」
to grow upについては、2006/07/24のGetUpenglishをご覧下さい。
つづいて、悪い意味で驚きの気持ちを示した例。
"Look at you, Hiromi! Your haven't slept for 36 hours, your hair is a mess and your dress is filthy. Where have you been?"
「まあ、洋美ったら! 36時間も寝てないし、髪はボサボサで、服もすごく汚いじゃない。 一体どこに行ってたのよ?」